TOKYO FM SUNDAY SPECIALEARTH×HEART LIVE 2013

EARTH×HEART

19:00。
暗転と共にステージ正面にオープニング映像が映し出される。
「EARTH X HEART LIVE」のコンセプトと趣旨を柔らかい色彩のアニメーションで展開され、 地球を周遊した鳥が口にくわえていたハート型のピンクの花びらが地面を埋め尽くす・・・そして現れた文字は

Mayday

EARTH×HEART


トップバッターはMaydayだ。
拍手と歓声と熱気の渦の中、ボーカルの阿信がゆっくりとギターを持ち掻き鳴らされた一曲目は「孫悟空」「俺たちの仲間」と映し出された、まさに日本への挨拶のような一曲にのっけから心を掴まれたまま、「終結孤單」では "HEY" のかけ声と共にオーディエンスと早くも一体に。スクリーンには全曲日本語歌詞が映し出される演出も距離の近さの理由だろう。 続く「雄雌同体」まで息つく間もない展開にMaydayをはじめて観た日本のオーディエンスはモンスターバンドと呼ばれる由縁を知った。

EARTH×HEART

EARTH×HEART


MCでは「こんばんは!Maydayです。皆さんに会えて本当に嬉しいです」と日本語で自己紹介をはじめたボーカルの阿信。ギターのモンスターもストーンもベースのマサもドラムのミンも全員が日本語で挨拶をしオーディエンスを喜ばせた。

「知足」では童話 "きらきら星" のメロディからはじまるこの曲で会場を沸かせ「乾杯」で会場全体が大合唱に包まれたまま「OAOA」へと続く。「OAOA」と言えばflumpoolが日本語歌詞を描き下ろしカヴァーした事で日本のファンが聴きたかった一曲でもあるだろう。ここまでのMaydayとオーディエンスとの熱気が一気に昇華されていくようにキラキラとした瞬間だった。

「戀愛ING」では「一緒に歌ってください!」と「L・O・V・E」を会場全員で大合唱。もちろん、中国語が分からない日本のファンも多いだろうが音楽の前に言語の違いは意味を持たない事がハッキリと証明された国境を越えた心の共鳴が鳴り響いていた。

EARTH×HEART

EARTH×HEART

EARTH×HEART

EARTH×HEART

二度目のMCも日本語で思いを伝える阿信。少しはにかみながら「みんな友達になりましょう」と「溫柔」を優しく歌い上げ「OK啦+軋車」「離開地球表面」と最後は会場全員ジャンプで最高のステージを笑顔で締めくくった。



転換の時間には「EARH X HEART LIVE」寄付先である「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」の映像が映し出されていた。
「瓦礫を活かす森の長城プロジェクト」とは、東日本大震災により発生した大量の瓦礫を青森県から福島県の太平洋沖に防波堤の一部に活用するプロジェクトである。未だに片付く目処のない大量の瓦礫の処理も日本が抱える大きな問題だけに「EARTH X HEART LIVE」を通じて一人でも多くの人に音楽と共に地球を愛する心を持ち続けて欲しいと願う。



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