１０代・学生世代の方のお悩みに耳を傾けてアドバイス【ねえ聞いて、まさはっさん】のコーナーに、こんなメッセージが届きました。

群馬県・ぽかさん（１５歳）
まさはっさん、こんにちは。
来年1月、高校受験を控えている者です。

よくある悩みかもしれないのですが、本番まであと3ヶ月もないという今の時期にも関わらず、 まっっっったく勉強が捗りません。
元々、ほとんど何も考えず全てを何となくやり過ごしてきた人間なものでして…
それどころか最近は、塾の宿題などもちょくちょくバックレるようになってきていて、 いよいよマズいかなと頭では思っています。

正直、これまで惰性で生きて、
「何とかなってしまうところも意外とあるんだな」
という意識が定着してしまっています。

本当に自慢ではないのですが、定期テストでは、ほとんどノー勉強のまま学年で3位を取ったり、国語などは勉強の仕方すら分からないまま、毎回好成績を出していたり…ということもあります。

そんな状況で、自分でも様々な分岐点の中で、恐らく最悪に近い方のルートに進んできているなという自覚はあり、それが少しずつ鮮明になってきている今日この頃です。

とにかく頑張らない、もしくは頑張れない。
努力の仕方を知らない。
そんな人間がどうしたら変われるのか。

是非、ご意見をお伺いできると幸いです。
まさはっさんは、なぜ頑張れるのですか？

先日、「生きてる生きてく」を初めて聴きました。
その時はほんの少しだけ、ちょっと頑張れそうだなと思うことができました。

メッセージを読んだ福山さんは、即答でした。

・・・なぜがんばれるのか？

いくつかありますが、
◆ラジオで言うと、リスナーのアナタがいるから。
◆ライブで言うと、チケットを買うためにご応募してくれて、人生の大切な時間とお金を使って、約束の日、約束の会場にいらっしゃるから。
だからがんばれる、当たり前です。

◆あとは、自分に問題を出し、その回答が違っているのか、そもそも問題が間違っているのか？
自問自答を繰り返しています。そういうことをするのが好きなのでしょう。

いま挙げた３つのうち、２つは自分のためではありません。
誰かの、何かのために、というのが僕の中の成分なのでしょう。

ポカさんの場合、自分以外の誰かのために、ということがあるでしょうか？
そこがないのであれば、自分のために頑張るしかないし、自分のために頑張れないのであれば、頑張らないという方法もあると思います。

結果が出たときに、これは頑張ってないから、思わしくない結果になったとか、親御さんが自分のためにいろんなことをしているけれど、申し訳ないことをしたな、とおもえば、その時に頑張れるかもしれませんし。

つまり
「やるヤツはやる、やらないヤツはやらないんですよ」

僕はやるヤツだったのでやっています。
誰かのためにやる、という状態と、自分のためにやる、という状態。
それに関係なく、やるやつはやる、やらないやつはやる、ということになるのではないか？
そんな風に思います。

ぽかさん！
がんばりたいと思っているのなら、がんばる。
がんばれない、がんばりたくないのであれば、がんばらない。
大事なのは、がんばるといっても闇雲ではなく、頑張り方を的確にしないと、目的にはたどり着きません。
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受験生の方はいよいよ追い込み。
そのほかの方にとっても、秋から冬は、いろいろなイベントが続きます。
あなたが何かをがんばる理由、考えたこと、ありますか？