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前野隆司 第3回 未来授業 Vol.840
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今週の講師は、慶應義塾大大学院教授、前野隆司さん。
専門は「システムデザイン・マネジメント」です。
学問分野の枠を超えて、「人間にかかわるシステムであれば、
何でも対象にする」というのがモットー。
その守備範囲は、ロボティクス、幸福学、感動学など、幅広い分野に及びます。
近著「幸せの日本論」では、「日本人の十の特徴」を挙げて、その根幹にあるものを読み解いています。
「日本人の十の特徴」とは例えば・・
●日本人は考えをはっきり言わない
●日本人は必要以上に謝る
●日本人は決断が遅い
など。
これらは、グローバル社会を生き抜く際の「欠点」とも考えられがちですが、
前野さんの分析はちょっと違います。
未来授業3時間目、テーマは『 中空構造の国、ニッポン 』

前野隆司(まえの・たかし)1962年、山口県生まれ。東京工業大学卒、同大学院修士課程修了。キヤノン入社後、カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、ハーバード大学客員教授、慶應義塾大学理工学部教授などを経て、現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科委員長・教授。博士(工学)。専門は、システムデザイン・マネジメント、ロボティクス、幸福学、感動学、協創学など。主な著書に『システム×デザイン思考で世界を変える 慶應SDM「イノベーションのつくり方」』(編著、日経BP社)、『幸せのメカニズム 実践・幸福学入門』(講談社現代新書)、『思考脳力の作り方 仕事と人生を革新する四つの思考法』(角川one テーマ21)、『脳はなぜ「心」を作ったのか 「私」の謎を解く受動意識仮説』(筑摩書房)、『「死ぬのが怖い」とはどういうことか』(講談社)、『幸せの日本論 日本人という謎を解く』(角川新書)などがある。
http://www.sdm.keio.ac.jp/faculty/maeno_t.html