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音楽を取り戻す

未来授業 第4回 若尾裕 Vol. 1497
Podcast
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「未来授業」。月曜から木曜のこの時間、ラジオを教壇にして開かれる、未来のための公開授業です。
今週の講師は音楽家、神戸大学名誉特任教授の若尾裕さん。
昨年出版された若尾さんの著書「サステナブルミュージック これからの持続可能な音楽のあり方(アルテスパブリッシング)」では、高度資本主義、グローバル社会の中で、これからの持続可能な音楽のあり方について問いかけています。CDが売れない、昔のようなビッグヒットが生まれない。音楽が大量生産され大量消費するという音楽ビジネスのシステムに限界が来ていると言われています。またそのシステムの中で音楽家達は、長きにわたって自らの創作活動を続けることは可能なのでしょうか。

未来授業4時間目、テーマは『音楽を取り戻す』

若尾裕(わかお・ゆう)
1948年、東京生まれ、大阪育ち。現在は京都在住。1976年、東京芸術大学大学院音楽研究科作曲専攻修了。広島大学教育学部教授、神戸大学大学院発達科学研究科教授を経て、現在、神戸大学名誉特任教授および広島大学名誉教授。専門は、臨床音楽学。主な著書に『サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方』(アルテスパブリッシング)、『奏でることの力』(春秋社)、『音楽療法を考える』(音楽之友社)、『親のための新しい音楽の教科書』(サボテン書房)。訳書にマーティン・クレイトン他『音楽のカルチュラル・スタディーズ』(監訳、アルテスパブリッシング)、デイヴィッド・グラブス『レコードは風景をだいなしにする』(フィルムアート社)、スティーヴン・ナハマノヴィッチ『フリープレイ』(フィルムアート社)などがある。