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開沼博 第3回 未来授業 Vol.176
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今週の講師は、東京大学大学院の社会学者 開沼博さん。
福島県いわき市出身。2006年から、福島などの原発立地地域と、そこで生活する人々を研究し続ける若手研究者です。
修士論文をまとめた著書「フクシマ論 原子力ムラはなぜ生まれたのか」は、昨年の福島第一原発の事故を契機に、おおきな脚光を浴びました。

原発と共生する地域を内側から見つけてきた開沼さんに、立地地域が抱える問題を、私たちはどう考えるべきなのかを伺っていきます。

未来授業3時間目。テーマは『原発のある地域と、ない地域』

【開沼博】
1984年福島県いわき市生まれ。東京大学文学部卒。同大学院学際情報学府修士課程修了。現在、同博士課程在籍。専攻は社会学。著書に『「フクシマ」論 原子力ムラはなぜ生まれたのか』(青土社)『地方の論理 フクシマから考える日本の未来』(同、佐藤栄佐久氏との共著)『「原発避難」論 避難の実像からセカンドタウン、故郷再生まで』(明石書店、編著)など。学術誌の他、「文藝春秋」「AERA」などの媒体にルポ・評論・書評などを執筆。第65回毎日出版文化賞人文・社会部門受賞。