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島田雅彦 第1回 未来授業 Vol. 700
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“吟遊詩人”から発展した「物語」。その物語=小説に力はあるのでしょうか。
活字文化、出版文化が行き着く未来像を語ります。

今日のテーマは『島田雅彦の“小説の流儀”その1』

作家で法政大学国際文化学部教授の島田雅彦(しまだ・まさひこ)さん。
1961年、東京生まれ。83年、東京外国語大学在学中に発表した「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。同大学ロシア語学科を卒業し、本格的な作家活動に入り、「僕は模造人間」「ドンナ・アンナ」など、郊外の新興住宅を舞台に、若者たちの生活を軽妙な筆致で描く作風で、新世代作家の一人として注目を浴び、1992年には「彼岸先生」で泉鏡花文学賞を受賞。また、2010年からは芥川賞選考委員も務めていらっしゃいます。