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山田晋也 第2回 未来授業 Vol.795
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今週は、日本画の潮流「琳派」にスポットを当てています。
今年、誕生から400年を迎え、全国各地で企画展やイベントが開催されるなど、
改めて注目を浴びています。
講師は、アートディレクターの山田晋也さん。
山田さんは京都の呉服店「豊和堂」の代表を務める一方、
琳派作品の修復や、新たな作品のプロデュースも手がけています。
江戸時代初期の、 本阿弥光悦や俵屋宗達を源流とし、
尾形光琳や酒井抱一などへ受け継がれた「琳派」。
大胆な構図やデザイン性は日本画のみならず、
現代の商業デザインやポップアートにも大きな影響を与えていると言われています。
代表的な作品には俵屋宗達の「風神雷神図」
尾形光琳の「かきつばた図屏風」などがあげられます。
最大の特徴は、直接の師弟関係経ずに、
時代を超えて、その表現方法が継承されてきたこと。
でも「琳派」の特徴は、それだけではありません。
未来授業2時間目、テーマは『琳派が受け継いできたもの』

山田晋也(やまだ しんや)1974年京都生まれ。豊和堂 株式会社 代表取締役/アートディレクター。戦国時代から安土桃山時代にかけての僧侶/武将/大名で豊臣政権における五奉公の一人であった前田玄以を先祖とする。
これまで、皇室、伊勢神宮、比叡山延暦寺を始めとする数多くの寺院に、作品を納めている。
現在は細見美術館の依頼により、酒井抱一の復元を手がけている。