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源氏物語は“宿命の物語”

角田光代 第4回 未来授業 Vol. 1795
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今週の講師は作家、角田光代さんです。
紫式部がおよそ1000年前に書いた平安絵巻「源氏物語」を5年の歳月をかけて「いまの言葉」に翻訳しました。    
地の文からあえて尊敬語と謙譲語を排除。
タブーともいえるアプローチで人間関係を整理して、「すいすい読める源氏物語」を完成させました。

未来授業4時間目、テーマは『 源氏物語は“宿命の物語” 』




◆角田光代(かくたみつよ)
1967年、神奈川県生まれ。
90年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞し、デビュー。
96年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、
2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、
05年『対岸の彼女』で直木賞、
06年「ロック母」で川端康成文学賞、
07年『八日目の蝉』で中央口論文芸賞を受賞。
11年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、
12年『紙の月』で柴田錬三郎賞、
『かなたの子』で泉鏡花文学賞、
14年『私のなかの彼女』で河合隼雄物語賞を受賞。
「源氏物語」の現代語訳は河出書房新社から発売中(池澤夏樹=個人編集 日本文学全集05)。
下巻は2月25日に発売。
http://www.kawade.co.jp/nihon_bungaku_zenshu/