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新作講談、金子みすゞ

日本の伝統話芸「講談」に迫る 神田京子さん  第3回未来授業 Vol.2389
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今週の講師は、講談師、神田京子さんです。
大学在学中に二代目神田山陽に入門。
修行と高座を重ねて、2014年、真打に昇進。
古典から新作まで、わかりやすく聞かせる話芸には定評があります。
2021年にはオリジナル講談「金子みすゞ」で、文化庁芸術祭賞優秀賞を受賞しました。
張り扇で調子をとりながら、独特の音調とリズムで歴史や人物を語る日本の伝統話芸「講談」。
でも、京子さんが入門したころは、講談人気は下火でした。
「自分と同世代の若い人にも、もっと講談に親しんでほしい。」
そんな思いから、京子さんは試行錯誤を続けてきました。
未来授業3時間目、テーマは『新作講談、金子みすゞ』


◆神田京子(かんだきょうこ )
岐阜県美濃市出身。日本大学芸術学部放送学科卒業。
在学中の1999年7月、二代目神田山陽に入門。山陽他界後は神田陽子に師事。
2014年日本講談協会·公益社団法人落語芸術協会にて真打昇進。
連続講談「清水次郎長伝」、「明治白浪女天一坊」、「安政三組盃」の他、「怪談噺」、「赤穂義士伝」などスタンダードな講談会を重ねる一方で、「講談+α」の公演(ジャズ音楽と「三文オペラ」、クラシック音楽と「カルメン」「蝶々夫人」、長唄と「勧進帳」、マイムと「レ·ミゼラブル」、俗曲·津軽三味線·打ち物と「番町皿屋敷」等)も各地で展開!講談の可能性を広げ続けている。
令和三年度(第76回)文化庁芸術祭賞優秀賞受賞
令和三年度岐阜県芸術文化奨励受賞
オフィシャルホームページ http://www.kandakyoko.com/