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20.01.16
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お米でツナガル、会津と市川

全国各地の災害被災地の「今」と、その土地に暮らす人たちの取り組みや、地域の魅力をお伝えしていくプログラム、「Hand in Hand」。

今週のテーマは・・・「お米でツナガル、会津と市川」


この番組ではひんぱんに、東北の美味しいものを高橋万里恵がモリモリ食べてる様子をお伝えしていますが、日本の食文化に欠かせない“アレ”をまだ紹介していませんでした。ということで今日は、「お米でツナガル、会津と市川」、こちらがテーマです。

福島県は、全国有数の米どころ。会津産のコシヒカリは、毎年のように食味ランキングで「特A」を取る最高品質のお米として知られ、高い評価を受けています。ただ、残念なことに安全性が確認されても不安をぬぐい切れていないために、福島産の農産物が売れないといった状態が今も残っているんですが、安全安心で、なにより美味しい!ということが、各地で再認識されつつあります。

その例の一つが、今回のテーマにもなっている会津と千葉県市川市の数年前から続く、お米を通じた交流です。平成30年に、千葉県市川市と福島県の喜多方市・西会津町・北塩原村のあいだで結ばれた「相互交流に関する協定」がベースになったもので、これをきっかけに現在、市川市の小学校の学校給食では、会津産のコシヒカリが使われ、市川の子どもたちは、日々の給食で、会津のお米をモリモリ食べているんです。
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市川市・村越祐民市長に直接、そのいきさつ、伺ってきました!
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村越市長「去年の夏に、喜多方市長、西会津町、それから北塩原村の村長が私のところ、まさに風評被害の払しょくのために野菜のプロモーションに見えたんですね。震災以降毎年ずっと私のところに来ていただいてトップセールスをされていたわけです。タダで帰してはいけないなとその時に率直に思って、ぜひ協定をさせていただきたいという話をその場でしました。そしてその後、実際に私は9月にあちらにお邪魔をしたんですね。実は公式の日程より前乗りして、本当にビーチサンダルに短パンで街をうろちょろさせてもらったんですね。その時に盆地の山並みだったり、そば畑の白い花が咲いている様子だったり、田んぼの美しい田園風景、我々の地域にはない風景を見て、非常に心が洗われる思いがしましたし、会津の人たちの優しい気持ちに触れたんですね。これはしょっちゅういろんなところで申し上げているんですが、街道沿いのコンビニに入ったんです。お手洗いをお借りしたら、お手洗いがホテルみたいにきれいにしてあって、マウスウォッシュとか楊枝とか綿棒が置いてあるんですね。そして「ようこそいらっしゃいました」と書いてあって、私は感激しましたよ。」

〜ということで自ら足を運び会津の自然や人々に触れた市長、地元の方との交流の中でお米の美味しさを知り、お土産に買って帰ることに。すると同じタイミングで、それまで給食で出していた千葉県産のお米をやめるという話が持ち上がり、「だったら会津の米に変えましょう」という流れがあったのだそうです。さらに市長は交流に対する想いをこう話しています。

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村越市長「そもそもなるべく良いものを食べてもらいたいと思っていたことと、会津の皆さんとのそういう交流、友情というのが前提としてありまして、そういう交流だったり友情の一端として、それが復興の役に立っているということであれば、それはもちろん良いことだと思っていまして、もちろん、一部の方々からいろんな福島の事故のことが心配だというお声、保護者の方からあります。ただ、全くそういう心配は無いわけですし、全袋全量検査をしていますし、そもそも福島の事故と会津地方は無関係だということがあります。ですので、ご心配される方々にはなるべく丁寧にご説明をしないといけないんですけれども、率直に申し上げると、大切な友達の命を傷つけられた気分になるんですね。集会なんかをやって「大丈夫なのか」という質問をいただくと、常にムキになってしまって、反省をしているんですけれども、やはり私どもの取り組みが会津の皆さんが熱意を込めて作ったものには全くそういう心配がないんだということをですね、広めるひとつのきっかけになれば、これは望外の喜びであります。」

村越市長は、この交流が、会津という土地の歴史、お米の価値を学ぶことにもつながると期待を寄せています。

さあ、そんな会津のお米。その美味しさの秘密に迫りましょう。代々お米作りを続けている、JA会津よつば喜多方営農経済センター営農振興課課長の和田清政さんに伺いました。

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和田「会津地区につきましては日本食味ランキングでもご承知の通り特Aランキングを連続で取り続けております。飯豊連峰から流れる伏流水、冷たいおいしい水と会津の精神の「ならぬことはならぬ」、匠の職人技で米作りを実施してきております。会津米の特徴はですね、やはりファーストタッチというんですか、ひと口目がしっかりと歯ごたえと粘りが入ってくるというのが第一の特徴。続いてですね、ちょっと冷めてしまってもそれらを落とすことなく継続して食べられる。弁当向けでもおいしいというようなのが特徴になります。


この美味しいお米を、ちゃんと評価してもらうため、美味しく食べてもらうためにずっと、会津の農家さんたちは、懸命な努力を続けてきました。その結果、自信を持って「安全安心、そして美味しい!」をアピールできるようになりました。これも安全という言葉を確保するため、全量全袋検査にこだわり実施してきたからこそ。その成果として、価格帯も震災前と同水準まで戻っているそうです。市川市との交流についても、「生産者としてとっても嬉しく感じています」と話し、市川市民の方を招いてのモニターツアーなどでさらなる交流を進めているということです。最後に、和田さんからメッセージです。

「生産地の現場ではとにかく、会津のお米のおいしさを全国に広めていただいて、おいしいお米を食していただけるというのが一番だと思っております。とにかく食べてもらうことが一番の風評被害の払しょくかなと思っておりますので、ぜひご賞味いただきたいと思います。」

この番組ではなんども福島へ足を運び、田園風景の美しさも感じてきました。春から夏の青々とした稲、秋の黄金色の風景は本当に素晴らしいんです。
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そして本当に福島の人たちは優しくホスピタリティにあふれています。そんな人たちが、真摯に、一所懸命 安全安心のために努力してきました。全量全袋検査の現場も取材して、安全安心を確信しました。ぜひ機会があれば会津のお米を食べてみてください。お店で購入するもよし、インターネットで購入するもよし。会津へ遊びに行って、地元のお米の食べられるお店で食事するのもおすすめです。

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そして今回も番組からの“お土産プレゼント”があります。今回はもちろんこちら。会津喜多方米5キロ袋を、3名様にプレゼント!

ご希望の方は、番組ホームページのメッセージフォームからご応募ください。今日の感想や番組へのメッセージもお待ちしています。

また復興庁のホームページでも、今回の放送に関するレポートが掲載されています。
ぜひこちらもチェックをお願いします。

復興庁「タブレット先生の『福島の今』
http://www.fukko-pr.reconstruction.go.jp/2018/fukushimanoima/index.html

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