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20.06.04
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おうちでつながる、全国グルメ旅! おかわり!

復興を目指す人と町。その先の未来へ。
「Hand in Hand」。 今日フォーカスするのは・・・
『おうちでつながる、全国グルメ旅! おかわり!』


さて、この6月に実質、いろんな意味で新しい生活が始まったという方も多いんじゃないでしょうか。
まだまだ慣れない生活に戸惑っている人も多いかもしれません。

ただ!そんな中でもしっかり元気に過ごすためにはどうしたらいいか。
私は、これだけは断言できます。「ご飯を美味しく食べること」です。
私は毎日、ご飯が美味しくてしょうがない。きのうも・・・を美味しく食べました。

ということで今日は先週に引き続き「おうちでつながる全国グルメ旅!」、まだまだ、美味しい、お腹が減っちゃうお話がたくさんあるので、おかわり!します。

日本全国の農家の方、漁師さんたちと「つながる」ことができる「ポケットマルシェ、略してポケマル」の代表、高橋博之さんのお話、続きをお届けしたいと思います。


高橋さんが立ち上げたポケマル、これはスマホの専用アプリを使って、全国各地の生産者の方が、自慢の逸品を直接販売できるもの。
わたしたち食べる側は、まるでメルカリ感覚で農産品・魚介類を購入できる!というもの。ウェブサイトでも展開しています。

きょうは、このポケマルに出品されている各地の産品の中で、これからの季節、特におすすめはなにか、高橋さんに伺いました。


(ポケマルで、この人のこれいいよ、これおいしいよというのを教えてください)
この質問が一番困るというか、2000人いてそれぞれみんな良いので難しいんですけど、例年通りで行くとこの時期は海産物で行けばウニですね。北海道の小樽のあたりにいる生産者もそうですけど、ウニをスーパーで買ってくるのと漁師から直接買うので食べ比べてみてください。もはや他のウニ食えないから。あと野菜で言うと、5月、6月、7月だとアスパラですかな。アスパラも生産者から直接買って、アスパラってこんなにうまかったっけという。東北だと喜多方とか会津の辺り。びっくりすると思う。生産者からアスパラを直送してもらって丸かじりしたら。茹でてもいいですが、良い食材は手間をかけないでいいです。ゆでるだけで良い。野菜も切るだけで良い。そうすると時短というか、お母さん達お父さんたちも忙しいので時間をかけられるとも美味しくて健康なものをお子さん含めて家族で食べることもできるし。

(ウニとアスパラ)
他にもいろいろありますよ。ニンニクもこの時期良いし、しかも今回この騒ぎで中国から入ってこなくなるんですよね。青森を含め日本でもにんにくを作っている人たちはいるので、だけど日本のニンニク生産者も減っているんです。中国からめちゃめちゃ安いニンニクが入ってきているので。だけど作り方を含め本当に国内でニンニクを作る人がいなくなってしまって良いんですかと問いたくて。今回も中国から技能実習生が4月に入ってくる予定だった子たちが来られなくなっちゃって、今生産現場もものすごく人手が足りない。やばいんですよ。だから食べ物を作る現場を外国人の皆さんに助けてもらっている状況ですけども、何があるかわからないわけで、僕らの命の根源である食べ物は基本的には僕らがちゃんと作る人を育むということをやっていかないと、こういうことがあるとたちまち不安が広がってしまうわけで。そういうことも知ってもらうきっかけになるんですよ、直接生産者から買うと。うちの地域も外国人頼みで、みたいな話を聞くと、そうなんですかと。知らないじゃないですか。結局お勧めしましたけど、1番言いたいのは今までのスーパーというのは規格と安定供給なんです。同じ形じゃなきゃいけない。ちゃんと量を毎日出してもらわないと困るという。それは戦後日本人は飢えていたので貧困の物不足の時代にはわかるんですよ、安くて大量に食材を国民に届けるということが使命だった。それを合理的だったと思うんです。今や貧困どころか飽食の時代でみんなお腹いっぱいで、年間600万トン捨てている時代で、これからはむしろこれまでは同じであることが良しとされていたが、これからは違うということが予想されなければいけない。そうすると規格と安定供給から漏れていた食材が各地にたくさんあって、宝の山なんです。それを旅行に行った時に道の駅とかでたまたま帰るけれども東京にいる限りは買えないですよね。だけどポケマルだと規格と安定供給が一切関係ないので、三日間だけとか、3個限定とか、全然ばんばん出してくださいと言えるので、そうするとそれも買えるじゃないですか。売り切れちゃってクソ〜みたいな。それはしょうがない。この人のことを日ごろからウォッチして関係性を作っていれば、最初になじみのお客さんで売ってくれるようになるかもしれないということも含めて、スーパーで今まで見たことないとか買ったことないという食材がたくさんあるんですよね。そういうのを知ることができるという。


ウニ、アスパラ・・・驚く美味しさ、体験してみたいですよね〜。
ちなみにそのほか、実はこれからの季節が旬なものとして高橋さんは岩手の「なかほら牧場」の牛乳も教えてくれました。
牛舎じゃなく野山で育てた、天然の芝を食べて育つ牛のミルクは、四季折々で味が違う。旬がある。バターにしてバターご飯で食べても美味だそう。

こうして、全国各地の生産地・生産者とつながることって、これからきっと大切になってくるんですね。
最後に、高橋さんの考えを伺いました。


(いまコロナの問題がクローズアップされていますが長い目で見て10年後20年後にポケットマルシェと食べる通信はどんな風になっていきたいですか)
今回のコロナも元をたどると、気候変動の問題が大きいというのは今また言われ始めていますが、結局国民皆が大好きな志村けんがなくなってしまってみんなウィルスを恨んでいるとか言っているけれども、東日本大震災で津波を恨んだ人は誰もいないんですよ。自然なわけで、だけどあの地震は避けられなかったけれども今回のウィルスは本当に避けられなかったかというと、やっぱり僕らはいま、先進国始めとする人類が開発開発で自然界にどんどん攻めていっていて、その場をなくしたウィルスたちがどんどん変化しながら僕らのほうに攻め込んできたという構図なので気候変動と一緒なんですよね。だから僕ら自身が志村けんの命を奪ったウィルスをある意味で変異させてしまったという側面は否めないんですね。構造的には、世界のフードシステムって岩手県の漁民も地球の裏側からタンカーで運んできた魚をすごく安く買っているんです。無駄が多すぎて、温室効果ガスの40%位の理由が無駄な食べ物のフードシステムなんです。600万トンも日本は捨てているので。もちろん短期的にはワクチンの製造や科学的な力で、今回のコロナと共存していく道を探らなければいけないんだけれども根本的には構造的な問題を変えるには、できるだけ近場の人から旬の食材を買い、無駄なく大切に食べる。これを国内でできるだけ完結させるということが構造的な問題、自然をこれ以上壊したり開発しないで自然とともに生きていく、食の仕組みを僕は日本から作っていかなければいけないと思っていて、ポケマルも今は2000人ですがで全国に40,000人の生産者がいて、全国を200ブロックに分けてそれぞれのブロックに200人の生産者が入ると、これぐらいメッシュが細かい形で国内に生産者がいると、いろんなことができるようになるし物流もすごく最適化するし、自分が欲しいものを一番近くで作っている人から買うことができるということが効率が良いですよね。そういう仕組みというのをあまり時間をかけずに3年、4年、5年くらいでやってしまいたいと思いますね。さらに地方の人口減少が止まらないんです。東京一極集中が加速しているんです。これはあらがえない。東京は魅力的なので。それは良いと。暮らしや仕事の拠点を置いても良いから、とは言え、合理的な社会の中で摩耗している人も増えているので時々、地方に行って土をいじったり波に揺られたり町内会の活動を手伝ったり、海岸清掃をやったり、体を動かして健康になってまた東京に戻ってきて仕事をする。現役世代が都市と地方を同時並行で人生を走らせるという伏線的人生みたいなものがもし社会として許容されれば、もはやその問題はなくなるというか。みんなもっと都市と地方を行ったり来たりするようになる入り口、パスポートにしてもらえればなと。食べる通信もポケットマルシェも。入るきっかけがみんな無いんだから。だけど食べ物を作っている人は田舎にいてたべている人が都会にいるのなら、そこを入り口にしてその人に会いに行くというのが、そういう故郷を見つけるきっかけになっていくと思うんですよ。

(私もよく東北に行くが東北は故郷みたいなもの。すごく大好きで、サウナ入ったみたいに整う。ここでしか味わえないから定期的に帰りたいと思うように身に付いていて、それをたくさんの人に知ってもらったらもっといくだろう。逆に混んじゃうと思う)
田舎が決して都会よりも良いとは言っていなくて、人間にとって1つの世界が大事じゃないですか。異質な世界に触れたときに初めて気づくこともあるし、世界を見る目も変わるし自分の可能性に気がつく。都会の人にとって東北の田舎は異質な世界だし、逆に田舎者の僕らにとっては東京みたいな代とかが異質な世界なので、もっと異質な世界に触れる機会を増やしていきたいなと。

(東京にいる方にとってポケットマルシェは入り口になる、最初は自分が食べたい果物や野菜を買ったかもしれないけどやりとりをしているうちに、いつか会いに行く場所になったり、入り口になりそうですね)
今行っているCtoCとか言う、個と個がつながる時代と言っていますが、その本質は個の再生だと言っていて、ポケットマルシェを見ていると生産者も個として立ってお客さんも個としてたっているし、一人一人が誰かのヒーローになっているんです。今つながりが脆弱な時代だって言いますが、それは個が立っていないからで、もう一度自分はこういう思いで作っている漁師だと言いたいんですよ。だけど今までは漁師が80人いて、80分の1が君みたいな。でもみんな自分を表現したがっている。お客さんもそうで、個と個がつながる時代というのは、良い時代じゃないのかなというのは思うんですよね。


そして!きょうはプレゼントもご用意しました。
この「ポケマル」で購入することのできる 全国の生産者さんの産品の中から・・・茨城県鉾田市「山一ファーム」の石田和徳さんがつくった「甘い、甘い クインシーメロン」!
※S〜5Lまである中で4Lサイズ。しかも特秀(甘さなど品質が最高ランク)こちらを2個セットで、3名様にプレゼントします!


ほしい方は番組のメッセージフォームからご応募ください。

ということで「Hand in Hand」、来週は宮城県気仙沼の「いま」をお伝えします。

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