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20.06.25
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アウトドアとレストランの融合 『Minaasoマルデン』 南阿蘇にオープン!


今週フォーカスするのは熊本県・南阿蘇村に今月オープンしたレストラン『Minaasoマルデン』。
もともと阿蘇大橋のたもとで営業していましたが、2016年の熊本地震で阿蘇大橋が崩壊し、お店の被害状況と地盤の問題から元の場所での再建を断念せざるを得ない状況でした。あれから4年、2020年6月に自宅のあっ場所で新生「minaasoマルデン」がグランドオープン!オーナー増田一正さんにお話を伺います。


「阿蘇大橋がなかったのを見て、唖然としました。」

2016年4月。最大震度7を記録した熊本地震で甚大な被害を受けた、南阿蘇村。阿蘇大橋のすぐ目の前でレストラン「マルデン」を営んでいた増田さんは当時をこう振り返ります。

「夜中に地震があって地元の救助にあたって、朝方くらいに「阿蘇大橋が落ちたよ」って噂話のように聞いて。まさかって思ってたんですけど。お店もどうなっているのかなと思って、道路がめちゃくちゃですので車使えないので歩いてお店まで降りてきたら、本当に橋がなかったのを見て、、、なんか唖然としました。その当時のことはあまり覚えてないんです…。
(お店はどういう状況だったのですか?)立ってはいるんですけど、中は裏の壁が全部崩れていて、ちょうど断層のすぐ近くみたいで基礎がやられてしまっていましたね。これから先のことと言うよりも、何も考えられずに、生きるためにどうやって暮らしていこうかと。」



被災後はキッチンカーでの営業を続け、新店舗への準備を進めていた増田さんご夫妻。自宅も全壊となり、自宅のあった場所に、自宅兼新しい店舗をオープンさせました。無事オープンの日を迎えられた現在の心境について、このように話しています。

「いやあ、本当にうれいしですね。お客さんに来ていただいて、出来上がったレストラン見て、皆さんが全員笑顔で良かったねって、これからも頑張ってねって言ってくれて。そしてお食事を出させてもらって、美味しいよって、また来るよって言ってくれて。やっぱり諦めずにまたこうやってレストランができたことで、お客さんの笑顔を見れたことで、やっててよかったなと改めて思っています。ありがたい限りです。」


「私の自宅があったところに再建したんですが、私が小さい頃から暮らしていた場所で、まさかここで商売をするとは思っていなかったですが、自宅はおかげさまで結構広めの土地があって、大自然の中に囲まれた、小鳥のさえずりとか、目の前は田んぼですので今の時期ですとカエルの大合唱が聞こえるとか、そんな感じの自然豊かな場所のレストランとなっています。」
(写真を拝見したんですけれども、ウッドデッキが広がっていて、ウッドデッキのその先に阿蘇の森も見えますし、そんな中でご飯を食べられるなんて都会の人からしたら夢みたいな場所だなって)
「そうですね。ウッドデッキは広めにつくって、今からテーブルとか椅子とかパラソルとかも用意して、阿蘇の大自然の中で嬉しいねとか、楽しいねとか、美味しいねとか、みんなで言い合えるようなそんなお店になったらいいなと思っています。」



もともとのお店の人気メニュー「赤牛のステーキカレー」がバージョンアップして復活!

「赤牛の魅力はやっぱり赤身の美味しさだと思うんですね。赤牛のお尻のところのランイチという部位にこだわって、そこが赤みのすごく美味しい部位で、赤牛の醍醐味が味わえる部位なんで、今回は店内に炭のグリルをつくったので、そこで炭で仕上げていきます。
そのステーキと、当初レストランで出していた赤牛のマルデンのカレー、すね肉のカレーをまた復活させまして、それと同時にランイチのステーキと一緒に食べてもらう。それを是非食べてもらえたらなと思います。」


アウトドアとレストランの融合!

「今後は広いウッドデッキもつくったので、そこでバーベキューの体験をしてもらったり、もう1つ裏庭の方にも今からウッドデッキを整備していくんですけれど、そこにテントを張って、プライベートガーデンみたいな感じで自然の中でゆっくり過ごしてもらえるようなプランもつくっていきたいですね。そういったアウトドアとレストランと融合したような面白い取り組みができたらなと思っています。」



増田さんが代表をつとめるアウトドアクラブ「knot」のナイトハイクツアー

「やっぱり星空を見てほしいですね。いま、夜のナイトハイクというのを中心にやっていて、条件が合えばすごく綺麗な天の川も見ることができます。流れ星もたくさん見ることができる日もあったり。『星と火山と草原と』というテーマで、星は宇宙の営みで、火山は地球の営み、草原は野焼きしたり放牧したり、人の営みが入っています。その三つ融合することを感じれるような場所でやるということで、夜の草原の中を歩いてもらいます。今は放牧が始まっているので、赤牛の寝息をききながら、その横を歩いて頂上目指してもらう。ゆっくり行って30分くらい登ったところに絶景の場所があって、そこにマットをひいて寝てもらって、満天の星空を見てもらったり、南阿蘇の夜景を見てもらったり、そんなナイトハイクがおススメです。」

●インタビューした当日、実は仮設住宅から新居への引っ越しの日でした。

「仮設住宅から店舗兼自宅ができましたので、自宅の方も今日やっと電気とガスが通って、それに合わせて引っ越しをしようということで急遽決めてやりました。まだ終わっていないんですが(笑)
やっぱりいちばん嬉しかったのは、ずっと仮設住宅にいて、仮設50軒くらいあったんですけれども、実は私たちが一番最後だったんです。最後出て行く時に、子供達3人いるんですけれども、すごく喜んでくれて、なおさらまた頑張ろうと思ったところです。」
(今日からまた新しいスタートになりそうですね。)
「そうですね。地震で辛いこともあったと思うんですけど、でも真新しい自宅に入って、すごい笑顔で、一番風呂は私が入るとか、そんなこと言ってくれると嬉しいですね、はい。」
(増田さんの笑顔に会いに行くのが今から凄く楽しみなので、もう10日間くらい泊まりに行くつもりで行きます!)
「阿蘇にはいろんな面白い人がたくさんいるので、たくさんの人に会ってほしいですね。いろんな楽しみと、いろんな美味しいもの、いろんな景色もありますので、10日じゃ足りないと思います、いっぱい遊びに来てやってください!」


あか牛カレーの名店、『Minaasoマルデン』 増田さんのお話いかがでしたか?熊本地震から4年。 キッチンカーで営業をしながら、再建を目指す日々はけっして“平坦な道のり”ではなかったとおっしゃいます。それでも困難を乗り越えこの6月、新店舗がグランドオープン! 増田さんの作るマルデンの「あか牛ステーキカレー」、ぜひご賞味ください!
現在予約のみでのランチ営業となっています。『Minaasoマルデン』のサイトから予約受付中です。

★Minaasoマルデン 公式サイト
https://www.minaaso.com/

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