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21.06.17
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お魚をもっと美味しく、もっと身近に。 フィッシャーマン・サンドイッチ!


今週も宮城県石巻市を拠点に活動を展開する漁師集団「フィッシャーマン・ジャパン」の挑戦を追います。「フィッシャーマン・ジャパン」は東日本大震災の後、2014年に活動をスタートしました。

「カッコ良くて、稼げて、革新的」。

漁師を新3Kの仕事にしようと、さまざまな取り組みにチャレンジしています。その一つが「消費者のニーズにあわせて魚を加工し、その美味しさを知ってもらう!」ということ。いま期間限定で東京駅構内にお魚のサンドイッチ専門店「フィッシャーマン・サンドイッチ」がオープンしています。

さらに、「フィッシャーマン・ジャパン」は、漁業の未来を見据えて、新たな一歩を踏み出しています。


「フィッシャーマン・ジャパン」が手掛けるお魚のサンドイッチ専門店「フィッシャーマン・サンドイッチ」。場所は東京駅構内「グランスタ丸の内」の地下一階にあります。マリンブルーに白抜きのイカリのマークが目印。2021年10月までの期間限定ショップです。

魚というとお刺し身や焼き魚、煮魚をイメージしませんか?そんなイメージを180度変えてくれるのが「フィッシャーマン・サンドイッチ」です。

「生産者が直接、お客さんにストーリーとうんちくを届けたい。見た目がカラフルな、魚と野菜だけのサンドイッチをとサンドイッチ専門店をオープンしました。国際認証をとった女川のブランド鮭“銀王”を使ったサンドイッチや牡蠣とトマトのビスクなど。サラダにはわかめ漁師、フィッシャーマン・ジャパン代表、阿部勝太のわかめを使っています」と話すのはフィッシャーマン・ジャパンの事務局長、長谷川琢也さん。


メニューは
銀鮭の王様「銀王」香草グリルサンド
ビンチョウマグロの藁焼きサンド
サバのトマト煮スパニッシュ など。
日替わりのスープはもちろん「魚介だしのスープ」です。


「漁業は“魚をとって終わり”ではない。魚を美味しく食べられる工夫や仕組みをつくること、そしてなにより、魚が美味しい!ということを消費者のみなさんに知ってもらうことが大事。」

そこで「フィッシャーマン・ジャパン」は消費者のニーズに合わせて魚を加工し、販売するところまで漁業をトータルでとらえて、「六次産業」としての可能性を探ってきました。それをカタチにしたのが、「フィッシャーマン・サンドイッチ」です。

また仙台空港には、三陸の牡蠣と海鮮丼が楽しめるお店「ふぃっしゃーまん亭」もオープン。持続可能なサステナブルシーフードの証である国際認証MSC,ASCを取得した水産物を使ったメニューやハラル醤油なども用意しました。東北から世界に向けて、三陸の水産物の美味しさを発信しています。


活動を始めて7年。後継者不足が進む漁業ですが、「フィッシャーマン・ジャパン」のマッチングやインターンシップ事業を経て、石巻では漁師が50人ほど増えました。漁業権などの問題をクリアし、新しい漁業の担い手を三陸の海に呼び込んでいます。フィッシャーマン女子も誕生しています。海の環境保全や魚食文化の継承など、海と魚のミライを見据えた「フィッシャーマン・ジャパン」の挑戦はこれからも続きます!





★★★ 今週のお土産プレゼント ★★★

フィッシャーマン・ジャパンの若手漁師と石巻の水産加工会社が作ったコラボ商品。
【牡蠣の潮煮】3パックを3名様にプレゼントします!
ご希望のかたは番組サイトのメッセージフォームからご応募ください。
番組の感想やメッセージもお待ちしています。


フィッシャーマン・ジャパン 公式サイト
フィッシャーマン・サンドイッチ
牡蠣と海鮮丼「ふぃっしゃーまん亭」

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