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25.09.05
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ユーミンのうた×あなたのアート「能登エールアートプロジェクト」


2024年、能登半島地震と能登半島豪雨に見舞われた能登地方。2025年8月の大雨でも被害が報告されています。そんな能登に、全国から応援の気持ちを届けよう!というのが、「能登エールアートプロジェクト」。プロジェクトの立ち上げメンバーの一人で、実行委員会の北澤いづみさんは、あることをきっかけにこの企画を思いついたといいます。


「震災から1年半あまり、少しずつ能登への関心が薄れていっていると強く感じていました。わたしは金沢という能登のすぐそばに住んでいますが、わたし自身も能登への距離ができたり、行く頻度が落ちたりしてしまっているなと思っていて。そして、どうしたら能登への想いを繋ぎ続けることができるだろうか、と考えるようになりました。

そんなとき耳にしたのが、ユーミンさんが能登の海岸に咲くアカシアからインスピレーションをうけて生まれた楽曲『acacia[アカシア]』。「歌とともにこころを寄せる。それは想いを運び、人を癒すと信じる」というユーミンさんの言葉に出会い、胸を打たれて。これがアイディアとなって、ユーミンさんの歌とともに全国から能登へ心を寄せること、それはきっと能登へ想いを運び、人を癒す力になると確信して、この企画の種になりました。」


デビューまもない頃から石川県を訪れ、プライベートでも幾度となく石川に足を運んできたという松任谷由実さん。石川県を「第二のふるさと」と呼ぶほど、この地域に深く心を寄せています。「acacia[アカシア]」はそんなユーミンさんが、石川県河北郡内灘町に咲く野生のアカシアに感動して、2001年に作った一曲。2024年、この曲をチャリティシングルとして再リリースしています。そんなユーミンさんからインスピレーションを得たプロジェクト。具体的にはどんな内容なのでしょうか。


「このプロジェクトは全国のみなさんによる参加型の応援企画。みなさんにやってほしいことは、ユーミンさんの名曲「acacia[アカシア]」「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「春よ、来い」「守ってあげたい」の5曲から自由に選んで、楽曲をモチーフにしたエールアートはがきを書いて応募していただきたい。

集まった絵はがきは、のと鉄道の車内や駅舎、出張輪島朝市が開催されているワイプラザ輪島、能登食祭市場、のと里山空港など、地元の暮らしの場に展示していきます。地元の人たちは、列車での移動や買い物の途中に、みなさまから送られてきた絵葉書をみて、「遠くにいても能登を思ってくれている人がこんなにたくさんいるんだ」と感じられるような、能登の人の背中をそっと押すような存在になると思います。みなさんのご応募をお待ちしています」

ユーミンさんの名曲「acacia[アカシア]」「ひこうき雲」「やさしさに包まれたなら」「春よ、来い」「守ってあげたい」から好きな曲を選んで、楽曲をモチーフにしたエールアートはがきを書いて、送るというプロジェクト。絵に添える言葉にも応援の気持ちを託してください。


「現在、全国各地から50通ほどの絵はがきが届いています。中には、一人で3枚も描いて送ってくださった方もいて、そのお気持ちの大きさに胸を打たれました。昔能登を訪れた思い出を丁寧に綴ってくださる方、能登の特徴的な里山、里海の風景を描いてくださる方もいる。さらに地元・石川からは「一緒に乗り越えていきたい」という力強いメッセージも寄せられています。

まだまだたくさんのエールアートはがきをわたしたちは必要としています。どうか一枚のはがきにあなたの願いや想いを込めて、送ってください。能登で暮らす人たちにとって「想い続けているよ」という安心になり、前へ進む力になります」


「震災のあと、「行ってはいけないかな」「観光に行ったら迷惑かな」と懸念されている人もいると思うが、能登はいま元気になっている最中。「いま行ける能登」と言って、県外のみなさまが遊びに来てくれることを心待ちにしている場所がたくさんある。のと鉄道からは海が見えるので、能登らしい里山里海が感じられる鉄道。これから絵葉書を展示する4か所もその中のひとつ。絵葉書を送ってくださったら、その絵葉書を見に、能登に遊びにきてください。お待ちしています」


エールアートはがきの締め切りは10月31日。ユーミンの歌とあなたの応援の気持ちからどんなエールアートはがきが生まれるのか!?「能登エールアートプロジェクト」について、詳しくはオフィシャルサイトでチェックしてください。

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