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23.10.28
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灯をつなぎ故郷での栽培が再開した“いいたて雪っ娘かぼちゃ”


10月20日と27日のHand in Handは、福島県飯舘村で生まれた特産品のカボチャ、「いいたて雪っ娘」を手掛ける、「までい工房美彩恋人」代表、渡邊とみ子さんのインタビューをお届けしました。


●レポートはこちら
10月20日放送/前半
10月27日放送/後半

●ダイジェスト動画はこちら
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まだ夏の陽ざしが降りそそぐ8月末、「までい工房美彩恋人」の福島市の加工場と、営農を再開した飯舘村の圃場を訪ねました。今回の聞き手は、いわき市出身、=LOVEの諸橋沙夏さん。

震災前に始まった村の特産品づくりの夢を、原発事故で全村避難という状況の中でも避難先の福島市でつなぎ、種を守りながら様々な加工品を村の女性たちと作って、“いいたて雪っ娘”を通じて、村の絆をもつないできたのが渡邊さんでした。

※詳しくはレポートを参照


“諦めた方が楽だったかもしれない”ともお話しされていましたが、嫁いで故郷となった飯舘村の復興への思いと、渡邊さんの取り組みを陰に日向に支え続けた夫、福男さんの存在が、今こうして飯舘村での営農再開に繋がっているのが、お話からも伝わりました。

福男さん亡きあとも、営農はもちろん加工品の生産、各地でのPR活動を精力的に行っている渡邊さん。いまは村の圃場に隣接する自宅の一部を“農家民宿”として開業するため準備を進めています。建物の施工は大工だった福男さん。“いいたて雪っ娘”もこの建物も、夫婦の愛の結晶なのだなと感じました。まさに諸橋さんがボードに記した“愛が育てるかぼちゃ”です。

福島市の「までい工房美彩恋人」の加工場で様々な加工品を味わわせて頂きましたが、さすが農家自らが手掛ける加工品ということで素材を惜しみなく使っており、とにかく味わいが濃厚! マドレーヌやプリンはもちろん、“かぼちゃ畑の完熟ジェラート”は専門店でも出せない濃厚な味わいとなめらかな口どけで、一同から感嘆の声が上がったほど。(なので今回のプレゼントはこれに決めました)


(撮影:坂本貴秀)
“いいたて雪っ娘”や「までい工房美彩恋人」の加工品は、「いいたて村の道の駅までい館」で買えるほか、「までい工房美彩恋人」のオフィシャルサイトでも購入出来ます。ぜひ一度味わってみてください。そのほか渡邊とみ子さんのFacebookページでも日々レポートがアップされていますので、ご覧になってみてください。


さいたまスーパーアリーナでの「=LOVE 6th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」を終えたばかりの=LOVE、15thシングル『ラストノートしか知らない』が11月29日リリースになります。リリース記念イベントも予定されていますので、ぜひオフィシャルサイトをチェックしてください。

=LOVE

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