Program オンエアー情報

Hellosmile Lounge
Personality
小巻亜矢
女性ならではの健康面やメンタル面での悩み、
キャリアや恋愛問題に絡む悩みなど、日曜日の深夜だからこそ、
ちょっと話づらいことも一緒に考えていきます。
小巻亜矢

第6回 オンエアー

[2015.08.09]

『Hellosmile Lounge』今夜は街角で伺った女性のお悩みが届いています。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪


▼ラジオネーム:ともみさん(39歳/社会人)
ふとしたことがきっかけで、ママ友から無視されるようになり、悩んでいます。
女の人はこういうことが、ずっと生きていく中で続くんですが、
これから先こういうのがまだ続くのかなと思うと滅入ってしまいます。
上手く切り替えていく方法はないかなと悩んでいます。

(小巻さん)
ママ独特の悩みではあるんですけども、人の悩みって、
9割がたが人間関係の悩みって言われているんです。
だから、苦手な人とか、ちょっと合わないとか、自分だけ孤立してる気がするとか、
実際に孤立してしまっているとか、
そういうことは、どなたでも経験があるし、今現在、悩んでいる方もすごく多いと思います。
なにしろ、ずっと続くのかなと思うと滅入っちゃいますよね。
でも大丈夫。ずっと続かないです。

(菅野さん)
ともみさん、女性だから仕方がないのかなって思っているようですけど、
女性と男性でも違ったりするんですかね?

(小巻さん)
そうですね。でも、今は男性でも職場でそういう悩みを抱えて、
会社に行くことができなくなったりということも少なくないんですよね。
あとは、子供の中でも大きな問題となっていますけど、スマホのLINEですが、
楽しく使えば本当に便利なんですけども、時代病でもあるんですよ。
でも、本当に良いことも悪いことも、続かないです。
そして、期間限定と思って、例えばお子さんの学年にもよるんですけども、
「あと何年だ」と思って、別にそこで親友にならなくてもいいので、
軽めに浅めに割り切って付き合うもいいし、
ママ友のそういう問題に対しては、もう多くの専門家が、
「逃げるが勝ち」っていう答えが出ているんですよね。
あんまりそこに入っていこうとするよりは、「いいや、別に一生続くわけじゃないし」って。
ただ、子供が何か影響を受けるとかわいそうだというところで、ママ友の悩みって深いんですよね。
自分のことだけだったら、まあいいかで済むんだけども。

(菅野さん)
ママ友付き合いって大変なんですね・・・

(小巻さん)
そう思わないで、気の合う人とだけ親しくすればいいので、
あとは浅くっていうことと、逃げるが勝ちで、
よほど耐え難いことであれば、学校を変えるとかいうことも含めて、
本当に辛いところにずっと耐え続ける必要はないですよっていうことを言ってあげたいです。
状況がわからないので、無責任なことを言ってごめんなさいんですけども。
「ずっと続くのかな」というところでいうと、ずっと続かないよということがまず一つ。

M:If / Bread

(小巻さん)
切り替えていく方法として、まず人は変えられないので、そこはもう諦めちゃう。
自分の心の持ちようとか、行動を少し変えてみる方法を考えていきたいと思います。
ちょっとだけ行動を変えてみるってだけで、いろいろ思考も変わるし、
生理反応や感情も変わると言われています。
「やだな〜」と思ったまま、ずるずると嫌なことの雪だるま式になっていくよりは、
ちょっとそこで、自分の好きな香りを用意して深呼吸してみるとか、
音楽を聴いて気持ちを切り替えるとか、
子供と一緒に違う道を帰ってみるとか、行動を少し変えてみることで、
自分の気持ちが変わってきて、
「まあいいや」という気持ちに近づくのかなと思うんですよね。
あとは、ふざけているわけではないんですが、心の中で嫌だなと思う人に、
面白おかしいあだ名を付けて、自分の中で楽しんじゃうというのがあります。
実際にあった話で、男性の話ですが、嫌な上司がいて、
会社行きたくないくらいの気持ちで悩んでいる方に、
「その上司に心の中であだ名を付けるとしたら何ですか?」と言ったら、即答で「ゴリラ」だって。
その人の姿が見えた時に「ゴリラが電話してる」とか思うと、
ほんのちょっと気持ちが楽になるんですよね。
そんな風に、自分の心の切り替え方としては、
ほんのちょっと仕組みを作ってみるといいかなと思います。

(菅野さん)
確かに、全員のことを理解できることはないですもんね。
宇宙人だと思った方がいいとかもよく言いますよね。

(小巻さん)
相手にとっては自分が宇宙人なんですよね。
仲のいい友達でさえ、そういうところはあるし、家族や気心知れた人でも、
みんな同じ人ではないんですよね。みんな違う経験を持った人の集まりなので。
だから、嫌だなと思ったことを無理やり変えるのできないので、
楽しむ仕組みを作る、作ったもん勝ちです。

(菅野さん)
自分の合わない人のために、自分の限りある時間を割いていくのはもったいないので、
考えすぎないというか、もうその人のことは置いておいて、
自分は自分で違うところで楽しむっていうのも大事な気がします。

(小巻さん)
自分の大切な時間ですから、あんまり引きずられないで、
お子さんとか自分の本当に仲のいい人のために、その時間はとっておく。
負のスパイラルに入りそうになったら、ちょっと行動を変えるっていうとこから、
できるとこから変えてみて下さい。

M:One Love / People Get Ready / ボブ・マーリー

(小巻さん)
自分にダメ出しはしないで、切り替えるってことをやってみて下さい。

(菅野さん)
自分が幸せになれるっていう方法をいくつか持っておくってすごく大事な気がします。
食べ物だったり音楽だったり、そういうのがあると強いですよね。

(小巻さん)
自分をハッピーにする小さな方法を引き出しにいっぱいにしてあげてください。


M:'Cause I'm A Man / Tame Impala
M:If / Bread
M:One Love / People Get Ready / ボブ・マーリー

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第5回 オンエアー

[2015.08.02]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた女性のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:せりかさん(20歳/会社員)
私は最近、転職をしたのですが、前々から悩みがあります。
それは、一つのことに集中してしまう癖があることです。
どうにか気を付けようと意識していても、気付けば見落としていたり、
まだ大きいトラブルなどは起きていませんが、防ぐためにもこの癖を直したいです。
何か方法やアドバイスがあれば教えていただきたいです。

(菅野さん)
これは・・・自分のことかと思うくらい、せりかさん、わかります!私もそのタイプです!
人と一緒にいる時にメールが来ても、一人になってこのメールに集中しないと返せないので、
いつも返信が遅くなったり、たまに忘れてしまったりして、
このままじゃ信頼を失っていくんじゃないかっていう、同じような悩みを持ってますね。

(小巻さん)
実は私もあります(笑)朝スタートしてしまうと、その場その場でやることに集中しますよね。
なので、まず集中すことはそんな悪いことじゃないよって思いつつ、
たぶん、集中し過ぎちゃって抜けちゃうことが気になってるんですよね。
抜けちゃうことに対して、何か失礼してしまったら、
誰かに迷惑をかけちゃったらどうしようということを心配されているんですよね。
一般的にですけど、男性は一つのことしか考えられなくて、
女性は同時進行で、マルチタスクだと言われているんです。
どっちかが良い悪いではなく、考え方の癖なので、ダメ出しではなく、
どうすればいいか考えていけたらと思います。


M:Stay Gold / Stevie Wonder


(小巻さん)
対策として、忘れちゃいけないと思うことは、基本的にメモを取る。
今、メモも、“大人女子”の文具とかであるじゃないですか。
可愛い文具を工夫して使って、自分の気持ちの上がる方法を見つけながら、
メモを習慣づけるっていうのが一つですね。

(菅野さん)
可愛いの使うとテンション上がりますよね。
私も絶対に忘れちゃいけないことは、スマートフォンの中にもともと入っている
リマインダー機能を使っています。

(小巻さん)
リマインダー機能とか、今スマホを活用してできることもたくさんあるので、
一週間の始まる前にとか、期間を決めて、そういうものをセットするとか。
一日の中でも、忘れてたなと思った時に、アラームをかけて、
一時間ごとにだったらちょっとせわしないかもしれないけど、
せめて半日ごとに「忘れてることないかな」って自分でチェックする。
その時に、そこも工夫なんですけども、「思い出さなきゃ」って気持ちよりも、
一時間ごととか半日ごとに、自分に優しいことを何かしてみようっていうような気持ちで、
深呼吸をして、好きな文具でメモしたものを見て、その時にスイーツとかを一口食べるとか。
“ニンジンをぶら下げる”ではないけれど、自分で自分にちょっとしたご褒美を用意しながら、
そんなことを癖にしていくと、良いかもしれないですね。

(菅野さん)
それならできそう!「思い出さなきゃ」「覚えていなきゃ」って思うと、
切羽詰まった感じになってしまうけど、ちょっとした休憩時間を作って、
その時に、忘れてることないかなって思い出すきっかけにすればいいかなって。

(小巻さん)
休憩時間を作ろうっていうのはどうでしょうね。“休み時間を作ろうプロジェクト”です。

(菅野さん)
これ忘れがちなんですよね、心を休める時間。
でも確かに、メールの返信一つにしても、24時間以内なら、早い気がしません?
なので、半日に一度でも、一日の休憩時間を作るっていうのは、とてもいいですね。

(小巻さん)
そういう癖のある人、是非、一緒にやってみて下さい。


M:My Girl / The Temptations


M:Don't Look Back In Anger / Oasis
M:Stay Gold / Stevie Wonder
M:My Girl / The Temptations

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第4回 オンエアー

[2015.07.26]

『Hellosmile Lounge』今夜は街角で伺った女性のお悩みが届いています。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:えりこさん(28歳/社会人)
最近の悩みは、前の彼と別れてから、好きな人がなかなかできなくて。
「ちょっといいな」と思う人はいるんですけど、
なかなか好きって気持ちに発展しないので、それが最近の悩みです。

(菅野さん)
えりこさん・・・わかるよ!

(小巻さん)
まず、“好き”って気持ちに発展しないっていうのを、
どうにかしようというのは、すごく難しいですね。
感情なので、感情は努力ではなかなかどうにかならないんですけども、
ちょっとしたコツはなくはないんですよね。
まず、えりこさんは、きっといろいろな事情があって、前の恋のピリオドを打って、
きっとお仕事も頑張っていらっしゃる中で、
忙しかったりとか、恋だけのカテゴリーで悩んでいるよりは、
28歳という年齢からいっても、これからの漠然とした不安のひとつは、
好きになれないから結婚ってどうなんだろうなとか、いろいろありますよね。
焦りもあるかもしれないし、
目の前に“いいな”と思う人がいるのにっていうもどかしい気持ちもいて、
でも、このまま恋はもう二度とできないんじゃないかなとか、
元カレの時々少し思い出してみたりとかもね。
今は、恋愛してないことが普通になりつつある世の中ではあるんですよ。

(菅野さん)
“恋愛ニート”という、痛く胸にくる言葉もありますね(笑)

(小巻さん)
ある意味、社会現象ともいえるんですけど、2014年のリクルートの調査でも、
20代女性のおよそ60%は恋人がいなくて、
20代男性では、およそ75%が恋人がいないんです。
それで、そのうちの、「恋人がほしいとは思わない」割合が35%ということらしいんです。

(菅野さん)
これが例の“悟り世代”ってやつですかね。みなさん悟ってしまっているのかも・・・

(小巻さん)
悟りなのか、逆にすごくしっかりしていて、生活設計とかをしすぎるがあまりに、
考えると煩わしいことの方が多い、親と一緒の方が楽だな、いろんな理由があると思うんです。
えりこさんには、感情と思考を分けて考えてみるってことをお伝えしたいです。

M:The Door / D'Angelo & The Vanguard


(小巻さん)
彼の良いところを見るようにするために、“美点凝視”という、
「美しいところをよく見る」、彼の中の「ここ優しいな」とか
「頑張ってるな」というところを、たくさん書き留めていくんです。
もう一つは、「ちょっとここイマイチだな」というところを、
ダメ出しではなく「こうなったらもっと好きになれそう」と、
ポジティブなプラスポイントとして、イマイチなところもリストに書き留めていくんです。
それをしていくと、その人の良いところを見よう、ダメなところもポジティブに、
切り替えて見ようとする、心理的な働きがあるので、
それで少し、好き度が増すかもしれないです。
ただ、そう思って頑張っている自分に対して「アホらしい」とか、あるかもしれないです。
でもそれはそれで、自分の気持ちの確認ができるので、
まず美点凝視をやってみて、その結果どんどん距離が縮まって、
彼の方も、感謝の気持ちが芽生えてきて、すごく良い方に、ご縁が繋がっていくかもしれないです。

(菅野さん)
でも、それを、まんべんなく誰にでもやっていたら、人のことが全体的に好きになれそうですよね。

(小巻さん)
これは、企業の研修とかでも、お伝えするんです。
美点凝視をしてみるとちょっと関係が変わってきて、雰囲気がよくなる、
実際にとても効果のあることなんです。
離婚を考えていた奥さんの方に、旦那さんの良いところをリストアップしてもらって。
例えば、洗濯物。
前だったら「洗濯物をこんなたたみ方をして、二度手間じゃないの」って思っていたところを、
美点凝視をして、「畳んでくれてありがとう」とか、ちょっとしたことが変わってくると、
旦那さんが素敵に見えてきて、旦那さんの方も、
また手伝っていいかなっていう気持ちがアップしていって、
上手くいったっていう例もあるんですよ。
必ずしも恋をした方がいい、結婚した方がいいってていう価値観が100%正しいかは置いといて、人と接する上では使える手段なので、取り入れてみて下さい。

(菅野さん)
でも、恋愛に限って言うと、前に失敗しちゃったから、また同じことを繰り返すのが怖いみたいな、
臆病になるところもあると思うんですけど、そうならない方法ってあるんですか?

(小巻さん)
それは、自分も前の恋愛の時の自分からは成長しているはずなんですよね。
相手も、前に失敗したと思う相手と、似てるところもあるかもしれないけども、確実に違う相手なので、
「また失敗するかも、でも、失敗しないかも」っていう上書きをその都度していく、
そのちょっとしたコツというか努力でしょうね。
これも、恋愛だけじゃなくて、昔の失敗がリフレインしてきて、怖気づいちゃうこと、
軽いトラウマ的なことはあると思うんですけど、
でもそれは自分で「でも今の私はあの時とは違う。
状況もあの時とは100%同じではない」ということを言い聞かせながら、
やりくりしながらハッピーになっていってほしいなと思います。

(菅野さん)
個人的にもう一つ聞いてもいいですか?(笑)
トキメキ体質の人、恋愛体質の人、「あの人格好いい!キューン!」ってすぐなれる人、
すごい毎日がハッピーそうでいいなって思うんですけど、
トキメキ体質になるコツとかってあるんでうかね?

(小巻さん)
そうですね。好奇心なんだと思うんですよね。
後は、思ったことをすぐに口に出せるかどうか、ということもあると思います。
「言っちゃう自分が腹立たしい」とかっていう二次感情ってあるんです。
考えすぎというか、冷静というか。
一瞬良いかもって思っても、次にやってくる二次感情で打ち消しちゃうんです。
それも、良い悪いはなくて、そういう質なんです。
でもトキメキ体質が良いなって思うなら、あえて、今日1日はトキメキ体質でいってみよう、
意図をもって明日過ごしてみると、新しい自分の発見があるかもしれないですね。

M:Don't Know Why / Norah Jones

(菅野さん)
明日は、ちょっと格好いいって思ったら「かっこいい!」って言うのを
心掛けてやってみようと思います!

(小巻さん)
相手に伝えなくても、心の中の声を実際に発するだけでも変わるかもしれないですからね。
素敵な夏を皆一緒に。


M:天国への扉 / Bob Dylan
M:The Door / D'Angelo & The Vanguard
M:Don't Know Why / Norah Jones

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第3回 オンエアー

[2015.07.19]

『Hellosmile Lounge』今夜はメールで届いた女性のお悩みについて一緒に考えていきます。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?
お相手はモデルの菅野結以さん、そして「Hellosmile」の小巻亜矢さんです♪



▼ラジオネーム:かなさん(24歳/茨城県)
彼氏と共依存なのですが、別れた方がいいのでしょうか?
周りから別れた方がいいと言われます。
でも私は6年付き合った彼氏以外心を開ける人がいません。
友人には何度も裏切られてしまいます。
私がしつこいのだと思います。アダルトチルドレンです。
私はどうしたらいいのでしょうか?

(小巻さん)
依存って「それがなくては生きていけない」、それ無しには自分が成り立たなくて、
それに頼り切ってしまう状況を言うんです。でも、かなさんの場合は、
“共依存”とか“アダルトチルドレン”という単語に引っ張られちゃってるかなという感じがします。
というは、メールをくださったりとか、少なくとも友達からこう言われますとか、
この短いメールの中にもちゃんと、彼氏以外の登場人物がいるんです。
ということは、彼氏と自分だけの、本当に二人っきりだけの依存しあっている、
ほかの世界を拒絶するような状況ではないな、というのを感じました。
なので、ちょっと依存しすぎるかなと思っていたら、
お友達と出かける時間を気持ち増やしてみるとか、
少し1人時間を楽しむことを取り入れてみるとか、
そういうことから、依存具合を自分でコントロールしたらどうかな、というのがまず1つ思いました。

(菅野さん)
共依存っていうのは、そもそもどんなものなですか?

(小巻さん)
共依存は、お互いに依存している状態で、例えばよくあるのが、強烈なヤキモチで、
自分以外の世界から遮断してしまうんです。
出かけさせなかったり、電話やメールを遮断してしまう、っていう風になって、
お互いにお互いの世界しか認め合わないというようなこととか、
それが高じてDVになってしまったりとか、症状としてはいろんなことがあるんですけど。
かなさんの場合は、そういう感じじゃないんだろうなと。
「別れた方がいいんでしょうか?」ということは、
別れた方がいいのかなと思うところもありつつ、
やっぱり彼のことが好きで一緒にいたい気持ちが強くて、
心を開ける人が彼以外いないんですということなので、
そこまで“共依存”ということを突き詰めなくていいのかなという気がします。
それよりも気になることが、“アダルトチルドレン”と言い切っているところです。

(菅野さん)
アダルトチルドレンってあんまり聞かないんですけど・・・

(小巻さん)
アダルトチルドレンは、“自分の中の幼児性”というか、
子供の頃のいろいろな出来事に、すごくコントロールされている状況をいうんです。


M:Take A Bow / Madonna


(小巻さん)
自分の中にある子供のころの体験が、今でも影響して、
様々な事象として表れているのかなと思うんですけど。
これは誰でも、ほとんどの人があることなんですね。
子供の頃、すごく厳しい父親に育てられて、よく怒られ時にはちょっと殴られたとか、
あるいは友達関係でも、ちょっとしたことですごくいじられて、
それ以来あることができなくなってしまった、というのはよくあることなんですね。
誰でも持っている記憶の中のことが、今の自分を作っているとも言えるんです。
対話的自己論という、自分の心の声を聞くということをやってみたいんですけど。
自分の心の中にはいろんな自分の側面があって、
例えば、自分を一台のバスに例えてみて下さい。
自分のバスの中に、いろんな自分が座席に座っているのをイメージして、
その中には、いろんな役割をやっている自分、会社での役の自分、親からは娘の自分、
彼氏にとっては彼女に自分、それから頑張り屋の自分もいれば、
ちょっと怠けたい自分もいたり、すごく優しい慈愛に満ちた自分もいるかと思えば、
ちょっと意地悪な自分もいたり、いろんな自分がいると思うんです。
その中に、子供の頃の自分も誰もが絶対に乗せている自分なんです。
近頃めったに出てこないけど、大切な人が自分に関心がないそぶりを見せた時に
急に心許なくなって、しがみついてしまうような気持ちが高じて、
その人のことをどこまでも追いかけてしまう、ちょっとストーカーに繋がるような、
それも誰もがちょっと持っているようなところはあるんです。

(菅野さん)
自分でセーブしてるけど、本当はそうしたいっていうところはありますよね。

(小巻さん)
大人になっていくプロセスでいろんなことを我慢したり、
特に日本人は我慢を美徳としているところが未だにあるので、
我慢をしている人はたくさんいると思うんですね。
そんな中で、かなさんのように、抑えてきてる部分が何かあって、
「あれっ」って思ってしまった時に、そのせいかなって思ってしまうことってあるんですね。
なので、いろんな自分のある面がそうだけれども、それが嫌だなって思ったら、
違う自分のボリュームを上げてみようよっていうことと、
もう1つは、自分というバスのハンドルは、自分が握っているんだよ、
行きたい方向に変わろうと思ったら、ちょっとハンドルを切り返してみると、
少しずつ何かが変わるよ、ということをイメージしてもらいたいんですね。
すごく自立しなきゃとかじゃなくても、1人時間をちょっと楽しんでみるとか、
そんなことからやってみるといいかなと思います。

(菅野さん)
恋愛で他に手がつかない子って、趣味のない人が多いような気がして。
他に打ち込めるものがあると、すごく強い気がします。

(小巻さん)
もっと歳を重ねて、子育てが終わった時にもちょっと似ていて、
愛する対象がふと自立して一人ぼっちになってやることがなくて、みたいな。
そうじゃなくて、少しずつ自分の世界、趣味とかボランティアとか仕事とか、
そこを広げていくと、ちょっと何か変わるんじゃないかなと思います。

(菅野さん)
おひとりさま上手は、ほんと楽しいですよ。
皆さん図書館に是非一度行ってみると楽しいですよ(笑)
私も寂しいって気持ちがないわけじゃないんですけど、
ひとり時間が楽しめるようになったら、結構どんな時でも元気でいられるようになったので。
本が友達、音楽が友達、映画が友達っていう、人以外にも友達がいっぱいできた感じで。
かなさんもね、そうなっていったら、もうちょっと気が楽になるんじゃないかなと。

(小巻さん)
心のスペースが広がるんじゃないかなと思いますので、
是非そんなことを試してみるといいのかなと思います。
そうやって人生は豊かになっていくんだと思います。
今の状態も決して悪くなくてね、本当に一生懸命だと思うんですよね。
そういう痛みとか苦しみがある人は、人の優しさとか愛に敏感だと思うので、
自信を持ってほしいなと思います。


M:If I Knew / Bruno Mars


(小巻さん)
共依存とアダルトチルドレンだったんですけども、
誰にでもそんなような思いだったりとか、そういう時期があると思うんですよね。
あまり突き詰めないで、“おひとりさま”を是非お勧めということで。
おひとりさまの過ごし方をたくさん考えながら、お休みになるといいかなと思います。
ダメ出しではなくて、出来てることもたくさんあるんです。
かなさんみたいに、メールをしたり、友達に意見を聞いたりって、すごく能動的ですよね。
自信もって、おひとりさまの時間を楽しんでみてください。

(菅野さん)
まずは、カフェとか、そういうことからでも楽しいと思います!

M:Streamside / The Album Leaf
M:Take A Bow / Madonna
M:If I Knew / Bruno Mars

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第2回 オンエアー

[2015.07.12]

『Hellosmile Lounge』今夜は街角で伺った女性のお悩みが届いています。
どんなアドバイスが出てくるでしょうか?お相手はモデルの菅野結以さん、
そして「Hellosmile」の実行委員会副委員長の小巻亜矢さんです♪




▼ラジオネーム:ちあきさん(20歳/大学生)
SNSのことなんですけど、大学のサークルのLINEのグループで、
私以外の人が何も反応してくれないことです。反応してくれなくて、心が折れました。

(菅野さん)
SNSの悩みって結構みんな持ってたりしますよね。

(小巻さん)
そうですね。このLINEの反応してもらえないっていうのは、
小学生からずっと問題になっているようなところもありますよね。

(菅野さん)
あと、“いいね”の数を日々気にしてしまうとか、
“いいね依存症”みたいになっている人もいますよね。
楽しむはずのためのSNSが・・・。

(小巻さん)
それが日々の悩みを深くしてしまっているところがありますよね。
面白い調査があって、総務省が行った調査によると、
SNSの利用率が、10代が78%、20代が95%、30代が82.6%、と出ていて、
本当にみんな生活の一部となっています。
情報源としても活用できるし、友達との連絡網として活用して、
メリットもたくさんあるですが、「常に気にしなくてはいけない」みたいなことで、
“SNS疲れ”という現象も起きています。
後から、自分が書いたことについて悩んでしまったりとか、ストレスに感じてるとか。
男性に比べて、女性の方が圧倒的に、
疲れたりストレスに感じてる率は高いという調査結果もあるんです。
一概には言えないのですが、男性っていうのは、欲求としては、
有能性の証明欲求が高いと言われていて、
「こんなことしました」とか「こんなに自分のやったイベントに来てくれました」って載せて満足。
女性は、「ネイルこんなのにしました」とか「これ食べたよ」といった
「聞いて聞いて」といった記事が多いですよね。
反応してほしいし、反応してあげたいっていう、
それが一つのエネルギー源になっているところはありますよね。
女性特有の「共感してほしい、してあげなきゃ」っていうのはたぶんあるかなって思います。

(菅野さん)
私もSNSを始めた頃は、反応してもらえるとすごい嬉しかったし、
寝る直前までいじっちゃってたりとか、肌身離さずのところがあったんです。
でも私今年、一人旅をしたんですよ。ロンドンに一週間行きまして。
その時に、せっかく旅だからと思って、Wi-Fiを持たずに、
一切SNSを使わずに一週間過ごしてみたんです。
そしたら、意外とSNSで人と繋がっていた気持ちになっていたけれど、
私は同時に縛られてもいたんだということに気付けて、
意外と目の前の景色は素晴らしいものたくさんあって、
「もっと上を向いて生きていこう」と気付けて、それからは程よく、付き合えるようになりましたね。

(小巻さん)
“反応してくれるべき”とか、“自分も反応しなければ”っていう思い込みが、
比較的、女性には強い傾向があるんですよね。
それをまず手放すために、断捨離的に意識的に手放すということを、
まずは丸一日から始めてみるといいかもしれないですね。
そこに縛られると、せっかく楽しめるはずの大学生活が残念ですもんね。
もっと前を向いていくために、SNSのことは一回置いといて、ピリオドを打つ感じで、
本当に携帯を見ない日を作ってみることから始めるのが良いかなと思います。

(菅野さん)
友達って一週間くらい連絡とらなくたって、友情が壊れるようなものじゃないじゃないですか。
だからそんなに気にし過ぎず、程よく。
きっと大学のサークルだったら直接も会うでしょうし、
その時に「あれ、反応してよ!(笑)」とか冗談交じりに言っちゃうのも有りかもしれないです。

(小巻さん)
そうですね。直接言うといいかもしれないです。
LINEとか文字で残るときつかったりしますよね。だからそういう意味でも、
直接のコミュニケーションを始めるっていう、
ポジティブに“直接のコミュニケーション派”みたいなこともいいかもしれないですよね。

(菅野さん)
実際、LINEとかもらっても見たけど、返すのを忘れちゃってたっていうことよくあるんですけど、
それは悪意がないんです。
送った方は既読スルーされたみたいな感じになっちゃうですよね。
なので、実際はそんな、なんの悪意とか深い意味のないことだったりするから、
気にしすぎず、直接聞いてみたり、直接話すのがいいですよね。
花の大学生活、細かいことを気にしないで!

(小巻さん)
妄想の中で、嫌われたのかな、とか、なんか言ったのかなって思ってしまいますが。
せっかくの大学生活楽しんでほしいと思うので、前を向いていこう!


M:Roar / ケイティ・ペリー


(小巻さん)
すごく身近なツールだからいろいろあるでしょうね。
でも本当に、道具に振り回されないで、使いこなしてやりましょうよ!
せっかくの夏ですから、楽しんで思いっきり弾ける、
健やかで笑顔がいっぱいな夏にしてほしいなと思います。

(菅野さん)
この小さな箱に依存し過ぎず、太陽を見て生きていきたいですね!

(小巻さん)
スマホ見てる時って、どうしても姿勢も悪くなるので。

(菅野さん)
しかも、スマホ見すぎて下を向いてると顔も垂れるらしいですよ!
皆、上向いてた方がリフトアップしますよ!

(小巻さん)
人間って、上向いて暗いことって考えられないんですよ。
下を向いて明るいことも考えにくいんです。
心と体が繋がっているので、だから、本当に空を見て、太陽を見て、星空を見て、
気持ちあげていきましょう!


M:Nobody's Empire / ベル・アンド・セバスチャン
M:Coming With You / Ne-Yo
M:Roar / ケイティ・ペリー
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