STAR STORY
地方都市への配属で…
R.N 満天の星空
就職した会社での最初の配属は、電車の本数が少ない地方都市でした。都会で育った私にとって、知り合いもいない、繁華街もない生活は退屈で、慣れない仕事での疲労も重なり、会社を辞めて都会に戻ろうかと考えていました。そんなある日、仕事帰りに同僚に、星が綺麗だという近くの高台に誘われました。そこでみた満天の星空は今まで経験したことのない圧倒感で、なぜか涙が溢れてきて、自分の悩みが洗い流されるようでした。それ以降、辛くなった時は高台に行って満天の星空を見上げていました。あれから約四半世紀経ち、同じ会社で、現在は都会で働いている私ですが、今も辛いことがあると、あのときの満天の星空と感動した気持ちを思い出しています。
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