STAR RECIPE
2月7日の星空情報
夜9時頃。冬の大三角が南の空に昇る頃です。よく晴れた夜、真南の空に輝くおおいぬ座のシリウスから、低い方へ低い方へと視線を下ろしていくと、地平線すれすれにまたたく赤っぽい色の星がみつかります。りゅうこつ座の1等星「カノープス」です。本来の明るさはマイナス0.7等級の白い色の星で、シリウスに次いで全天で2番目に明るい星です。でも、低い空では地上の大気の影響で赤っぽく暗く見えてしまうのです。東京では、真南の空に最も高く昇るときでも、その高さはおよそ2°。地平線まですっきりと晴れている夜、そして南の方角の空が開けていることが、カノープスを見つけるための条件です。カノープスを見られるのはとても貴重なので、中国では「南極老人星」と呼ばれ、見つけると長生きできると言われているそう。日本では、昇ったかと思えばすぐに沈んでしまうことから、「横着星」と呼ぶ地方があるのだとか。晴れた夜には、カノープスさがしにチャレンジしてはいかがでしょうか。