STAR RECIPE
3月21日の星空情報
夜9時頃。にぎやかな冬の星座が西の空に傾き、南から東にかけての空には春の星座が昇ってきました。冬に比べるとやや寂しい印象の春の空ですが、そんな中で目にとまるのが、南の空にぽつりと輝くうみへび座のα星「アルファルド」です。赤い色の2等星ですが、意外に目立つ星で、アラビア語で「孤独なもの」を意味します。明るい星が少ない春の初めの夜空で、1つだけ輝く星にぴったりの名前ですね。また、うみへびの心臓にあたることから、「蛇の心臓」という意味のラテン語「コル・ヒドラエ」という別名もあるんです。うみへび座は、頭の星が東の空に昇りはじめてからすべての星が昇りきるまでに、およそ8時間もかかる、全天で最も大きな星座。すべての星をたどるのはちょっと難しそうですね。