STAR RECIPE
夏の星空情報
南の空には夏の代表的な星座、さそり座といて座が天の川をはさむようにして見えています。さそり座の1等星アンタレスは、その真っ赤な色が特徴的です。そのアンタレスを中心に、釣り針のようにくねった星のならびのさそり座をたどってみてください。いて座は、6つの星がつくる小さな「ひしゃく」の形が目印です。南の空に見えるひしゃくぼし「南斗六星(なんとろくせい)」をさがしてみましょう。
頭の上を見上げると、「夏の大三角」が空高く昇っています。頭の真上には明るくまっしろに輝くこと座の1等星ベガ。七夕の織り姫星として知られていますね。そこから南のほうに目を移すとわし座の1等星アルタイルが見つかります。こちらは七夕の彦星です。
夏の大三角を形作るもう一つの星は、はくちょう座の1等星デネブ。大きな十字架の形のように翼をひろげた白鳥の尻尾に輝く星です。
この白鳥の十字架を貫くように、北の空から頭の上を通り、南の空へと天の川が流れ落ちています。
8月の夜空のたのしみは、なんといっても流れ星。
8月13日の深夜から14日の明け方をピークに、たくさんの流れ星が見られる「ペルセウス座流星群」。今年は月明かりの影響がほとんどなく、夜空が暗い場所では1時間に30個程度の流れ星が見られると予想されています。日付が変わる頃から夜明け前まで、空が広く見渡せる場所で暗闇に目を慣らしてから観察するのがおすすめです。ピークの日から前後3日間くらいは流れ星がたくさん流れますから、晴れた夜に流星ウォッチにチャレンジしてみてくださいね。
夜9時過ぎには土星が、真夜中には木星が、東の空から昇ってきます。望遠鏡を向けると、木星の模様やまわりを回るガリレオ衛星、美しい土星の環がよく見えますよ。そして、8月22日は旧暦の7月7日にちなんだ「伝統的七夕」の日。
夜空に浮かぶ小舟のような形の月と七夕の星を、
少し秋めいた夜風に吹かれながら、
ゆったりと見上げてみてはいかがでしょう。
頭の上を見上げると、「夏の大三角」が空高く昇っています。頭の真上には明るくまっしろに輝くこと座の1等星ベガ。七夕の織り姫星として知られていますね。そこから南のほうに目を移すとわし座の1等星アルタイルが見つかります。こちらは七夕の彦星です。
夏の大三角を形作るもう一つの星は、はくちょう座の1等星デネブ。大きな十字架の形のように翼をひろげた白鳥の尻尾に輝く星です。
この白鳥の十字架を貫くように、北の空から頭の上を通り、南の空へと天の川が流れ落ちています。
8月の夜空のたのしみは、なんといっても流れ星。
8月13日の深夜から14日の明け方をピークに、たくさんの流れ星が見られる「ペルセウス座流星群」。今年は月明かりの影響がほとんどなく、夜空が暗い場所では1時間に30個程度の流れ星が見られると予想されています。日付が変わる頃から夜明け前まで、空が広く見渡せる場所で暗闇に目を慣らしてから観察するのがおすすめです。ピークの日から前後3日間くらいは流れ星がたくさん流れますから、晴れた夜に流星ウォッチにチャレンジしてみてくださいね。
夜9時過ぎには土星が、真夜中には木星が、東の空から昇ってきます。望遠鏡を向けると、木星の模様やまわりを回るガリレオ衛星、美しい土星の環がよく見えますよ。そして、8月22日は旧暦の7月7日にちなんだ「伝統的七夕」の日。
夜空に浮かぶ小舟のような形の月と七夕の星を、
少し秋めいた夜風に吹かれながら、
ゆったりと見上げてみてはいかがでしょう。