STAR STORY
変わらない大切なもの
R.N いとうS
中学生の頃、文化祭のクラスの出し物がプラネタリウムでした。教室いっぱいにドーム状の骨組みを作り、厚紙を貼りあわせ、星座の位置に穴を開け豆電球を差し込んでいきます。ナレーションと共に様々な灯りの豆電球を点灯させるその空間は、さながら自分達だけの小宇宙で、今でも素敵な思い出として私の中に残っています。
そして二十歳を過ぎた頃、中学校の頃 大好きだった彼に駅で再会。数年が過ぎてはいましたが、一緒に帰りながら見上げた星空は、教室で見たあの頃と同じでした。「慌ただしい毎日ではあるけど、変わらない大切なものが俺たちにはあるよな」そう言ってくれた彼の笑顔と共に、この思い出を大事にしていきたいです。