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日本酒造組合中央会 presents 新春日本酒 蔵開き祭り

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日本酒造組合中央会 presents 新春日本酒 蔵開き祭り

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鮎の甘露煮栃木



こんにちは!エフエム栃木、RADIO BERRYの「DJゆうにい」こと、渡辺裕介です。

栃木はコメがうまくて、水もうまい。コメと水で作る地酒ももちろん、うまい!おつまみとして、食べていただきたいものも、(海こそありませんが、)山の幸、里の幸、川の幸がたくさんありますが、今回の「おつまみ総選挙」には、那珂川町産の『鮎の甘露煮』でエントリーします。

 栃木県から茨城県を抜けて太平洋に流れる清流「那珂川」は鮎の漁獲量が全国1位。この地域の鮎は、味と香りの良さにも定評があります。鮎の旬は夏から秋にかけてですが、秋の鮎を冷凍保存しておくことで、年間を通してベストな状態の『鮎の甘露煮』を味わえます。「明治神宮献上鮎」としても知られていまして、贈答品として使われることも多いんですよ。

 グルメな方々には、天然モノの鮎が重宝されがちですが、実は、天然モノは内臓に細かなジャリが残ってしまっていることがあり、まるごと食べる甘露煮にはちょっと不向きなんです。そんな理由も有り、この甘露煮は養殖の鮎で製造されています。那珂川町の「久那瀬漁業生産組合」の代表、星さんに伺ったところ、生の鮎で甘露煮を作ろうとすると身が柔らかくなりすぎてしまうそうで、「養殖鮎の冷凍モノ」で作ったものがベストな食感になるんだそうです。天然モノの味が気になる方は、ぜひ、夏秋の時期に、現地で天然モノと養殖モノを塩焼きで食べ比べしてみてください。味と香りにそれぞれ個性がありますが、どちらも美味しいですよ。

 さて、改めて那珂川町産の『鮎の甘露煮』の特徴を紹介しますと、素材は16センチほどの養殖の鮎。それをコクのある秘伝のたれで、じっくり丁寧に煮つけた逸品です。身はふっくらと、骨までホロホロで美味しい。後を引く優し〜い味わいです。真空パックになっているものを熱湯で5分ほど温めてください。お酒は冷でも熱燗でも合います。栃木のきれいな水で育まれた鮎と、栃木のきれいな水で仕込んだ栃木の地酒のマリアージュをゆっくり楽しんでください。まさに至福のひと時ですよ!
 
こだわりが詰まった那珂川町産の『鮎の甘露煮』。自信をもっておすすめします。ご応募、お待ちしています。



【日本酒を飲みながら聴きたいミュージック】

しずかに落ち着いて飲むお酒も悪くないけど、仲間たちと談笑しながら飲むお酒はまた格別ですよね。コロナ禍を受けて、各地の祭りも中止や縮小になっていますが、この曲を聴くだけで、たちまち最高に楽しい祭り気分になれるぜ!宇都宮市出身・在住のシンガーソングライター、せきぐちゆきさんによる『まつり』。

もともとは、彼女のレギュラー番組内でリスナーから「お題」を募って制作された企画曲の1つなんですが、この曲がライブで歌われると、会場の熱気は最高潮に達し、最高の一体感が生まれます。
普段の彼女の優しく美しい歌声とのギャップも面白いポイント。ちなみにせきぐちゆきさん自身も「大の日本酒好き」として有名で、酒蔵でコンサートを行ったこともありました。ハッピーな曲でハッピーに乾杯しよう!

さあ、エッサー♪エッサー♪

Kurabiraki -蔵開き-

〜「蔵開き」とは〜

  • 蔵開きとは、日本酒を造っている蔵が、一般のお客様やファン向けに開催している、お祭りイベントです。蔵や地域によってイベント内容や開催日は異なります。その年の造りの始め(10月)や造りの終わり(3月)に開催されるところが多いようです。

〜「蔵開き」の楽しみ方〜

  • 蔵開き当日は、どの蔵もそれぞれ一押しのお酒を用意しています。秋ならひやおろし、春先なら新酒など、季節のお酒がでていることも。価格も1杯あたりだいたい数百円〜なので、無理なくきき酒が楽しめると思います。