LIVE REPORT

放送日時:2014年11月29日[土]
ゲスト:野口五郎

Information

1971年「博多みれん」でデビュー。2曲目の「青いリンゴ」が大ヒットし、1972年NHK紅白歌合戦において当時としては最年少で初出場。以降、西城秀樹・郷ひろみと共に新御三家と呼ばれ、一躍トップアイドルの仲間入りを果たす。歌と同じく幼少より没頭したのがギターであり、中学生のときからキャバレーなどで演奏する「ハコバン」に在籍しており、歌手よりギタリストとしての活動歴の方が長いと言える。当時の「エレキギターコンテスト」にも多数出演していた。デビュー以降も名曲「私鉄沿線」のイントロのシタール演奏をはじめ、数々のレコーディングもこなし、1982年と93年にギターインストのアルバムをリリースしている。

ニューアルバム『Playin’It All-My Fingers Sing J-Female Melodies-』
ニューアルバム『Playin’It All-My Fingers Sing J-Female Melodies-』
¥4,000円(税込)

■LIVE
『野口五郎コンサート 渋谷Bunkamuraオーチャードホール(東京)』
2015年2月1日(日)渋谷Bunkamuraオーチャードホール【15:30開場 / 16:00開演】

※その他、詳しい情報はオフィシャルページをご確認ください。

「野口五郎 OFFICIAL WEBSITE」
http://www.goro-net.com/

野口五郎 写真

LIVEレポート

11月最後の週末、
KIRIN BEER“Good Luck”LIVEにお迎えしたのは、
国民的スター!野口五郎さんです。
ボルドーカラーの秋らしいジャケットスタイルで
スタジオイリスに登場!

歌手としてはもちろんですが、名ギタリストとしても活躍される野口五郎さん。
11月19日には、ギターをじっくり味わえる
インストアルバム「Playin' It All -My Fingers Sing J-Female Melodies-」を
リリースされました。女性ボーカリストの曲をギターでカバー。
なんとドラムとベースも野口五郎さんが演奏していらっしゃいます。
さすがです!

ライブ・パート1。
「時刻は、午後四時五分頃を過ぎた辺りなんですが、
私は、野口五郎です。」(笑)
という自己紹介から、
最初にメンバー紹介をしながら、ピアノ:菅谷詩織さん、
バイオリン:浅井眞理さん、キーボード&サックス:伊藤充志さんと
演奏がどんどん重なっていって・・・
「歌・ギター・愉快なトーク野口五郎です。」(笑!)と。
こういうイントロダクションは初めて!

野口五郎さんのエレキもギュインギュインと加わって、
ドラマティックなスタート。

“序曲・愛”
一曲目から、クライマックスを迎えたような感動的な曲を
じっくり歌いあげる野口五郎さん。
その壮大さに、拍手と歓声が沸き起こりました。

曲の後には、野口五郎節全開!の愉快なトークと、
グッとくる座右の銘を聞かせて下さいました。
「人生死ぬこと以外は、全てかすり傷。」
デビュー45周年を迎える野口五郎さんが大事にしている素敵な言葉。

続いて懐かしい曲を二曲続けてと大ヒット曲を!
“オレンジの雨”

アルトサックスがキリリと冴える。
情熱的な恋の歌。

“甘い生活”
バイオリンの調べがキュッと胸を締めつけるよう。
タイトルとは裏腹に、切ない失恋の歌。
情感豊かに、その曲その曲によって声の表情が変わる野口五郎さん。

CM中にも、再び拍手がわっと起こりました。
ライブの様子

ライブ・パート2。
先ほどの“甘い生活”にまつわるお話で、笑いが止まらない会場。
エレキギターを抱え、インストアルバム
「Playin' It All -My Fingers Sing J-Female Melodies-」から、
中島美嘉さんの“雪の華”のカバーを。

メロディを弾くというより、歌うように奏でていて
その世界に惹き込まれていく。
やわらかなピアノの調べに、響き渡るギターの音色。
なんともロマンチック。
途中から、バイオリンも加わって、贅沢な空間に浸りました。

そして、“私鉄沿線”
歌詞に出てくる当時駅にあった「伝言板」のお話を。
笑いがどっと起きたところで、
相手を未練深く待ち続けるこの曲へ。

じっくり染み込むように歌う野口五郎さんの歌声。
相手に語るように、また、手紙にしたためるように。
歌として歌うというより、浮かんでくる相手に
その想いを届けるように歌うお姿。
涙を拭うファンの女性もいらっしゃいました。

ライブの様子

ライブ・パート3。
新曲“でも好きだよ”を。
野口五郎さんの唸るエレキに痺れる歌謡ロック。
濃く、パワフルな一曲。
終わりのギターソロが最高にクール!でした。

最後は、“箱舟の帰還”
地球がいつまでも青く素晴らしい星であって欲しいと願う
その想いが詰め込まれた曲。

今年公開された映画「ノア 約束の舟」を思い出す。
1976年にリリースされたこの曲。
こういう曲がいつまでも歌い継がれていきますように。
途中アコギから、エレキに持ち替え、
一歩前へ出てダイナミックに聴かせる姿に、誰もが陶酔!でした。

来年、45周年を迎える野口五郎さん。おめでとうございます!
そして、多彩な表情をたっぷり見せて下さった
贅沢なライブパーティに感謝です。
本当にありがとうございました!!!

Set List

  • 1.序曲・愛
  • 2.オレンジの雨
  • 3.甘い生活
  • 4.雪の華
  • 5.私鉄沿線
  • 6.でも好きだよ
  • 7.箱舟の帰還
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る