LIVE REPORT

放送日時:2015年2月28日[土]
ゲスト:クレモンティーヌ

Information

パリ生まれ。レコードコレクターの父親の影響でジャズに囲まれながら育つ。
88年ソニーフランスよりデビュー。以来、ジャズ、ポップス、ボサノヴァなど
様々なジャンルで数々の作品を発表。オン、オフを自然体で実践するライフスタイルも
注目を浴び続けている。日本で最も愛されるフランス人歌手。
今までのレコードセールスはトータル200万枚以上。
2010年、アニメソングをボサノヴァでカバーしたアルバム「アニメンティーヌ」を発表。
アマゾン音楽総合ランキング1位獲得などの話題作となる。

ニューアルバム「CLEMENTINE SINGS Disney」
ニューアルバム「CLEMENTINE SINGS Disney」
AVCW-63038 2,800円+税


クレモンティーヌ公式サイト http://www.possion-h.com/cle/
Facebook : http://www.facebook.com/clementine.jp

クレモンティーヌ 写真

LIVEレポート

ライブの様子

KIRIN BEER“Good Luck”LIVEはじまって以来、
初のフランスからのお客様!
今回お迎えしたのは、クレモンティーヌさんです。

そのささやくようなスイートなお声、
ずっと聴いてきました。

パリ生まれで、お父様の影響でジャズに囲まれながら育ち、
88年にSONY FRANCEからデビュー。
ジャズ、ボサノヴァのイメージが強いクレモンティーヌさんですが、
ここ最近は、日本の歌のカバーでもお馴染みですよね。
日本は、第2の故郷というほど度々来日しているのだそうです。

「日本のメロディーのキャッチ―さが魅力だと思うので、
もっと世界に日本の音が広がっていけばいいのになと思っている」と
嬉しいメッセージも頂きました。

自然に歌うこと、自然に生きることを大事にしていると
クレモンティーヌさん。
今回は、ギター:目木とーるさん、パーカッション:山田智之さんと
3人でのアコースティックライブパーティ。
「ファミリーな雰囲気で楽しんでください」とライブ前にお話下さいました。

ライブ・パート1。
ハイチェアに斜めに腰かけて。
アコギのやわらかい音色から“The Girl From Ipanema~イパネマの娘~”

両手でマイクを持って、肩をキュッと上げながら
なんともチャーミングなスタイルで歌うクレモンティーヌさん。
まるでささやくようなその歌声を生で体感できる喜び!

一気にスタジオの空気が和やかになり、
ブラジルの美しい海が目の前に広がるようでした。

続いて“Mickey Mouse Club March”
ララバイのようなミッキーマウスクラブマーチは初!であり、
クレモンティーヌさんだからこそのアレンジ♪
羽根で頬を撫でるようなふんわりとした歌声。
ゆったりとしたマーチのギターとパーカッション。
クレモンティーヌさんは、エッグシェーカーを振りながら。

そして、「今から、難しいタイトルの曲を。
Yamada、Can you say Title?」と無茶振りを(笑)
そんなところもキュート!

ギロを手にして立ち上がって。
メリーポピンズから
“Supercalifragilisticexpialidocious”
子どもの頃からずっと聴いてきたこの曲がフランス語バージョンに!

どんな曲もクレモンティーヌマジックにかかってしまう♪
全ての角がとれて優しくなる、魔法!

ファンの皆さんが子供に戻ったような笑顔と、
男性も女性も恋するような瞳でクレモンティーヌさんの声に
聴き入っている姿が印象的でした。


ライブ・パート2。
「今から有名な曲を歌います。卒業写真。」と
日本語で曲紹介。
ユーミンの“卒業写真”のカバーを。

再び椅子に腰かけて、語りかけるように歌います。
フランス語バージョンになっても、胸にキュッとくる感覚は同じ。
春霞が見えてくるようなお声。
思わず目を閉じて、情景を浮かべながら聴き入りました。

そして、この曲ではじめてクレモンティーヌさんの歌声に
出逢ったという方も多いのではないでしょうか?
フランスのまさに歌い継がれる生きた名曲
“Un Homme Et Une Femme ~男と女~”

時をゆるめてくれるよう。
そして、心身ともにふんわりと浮いているような、
夢の中でまどろんでいるような心地に。
抜群の気持ち良さでした。

シャンソンの名曲、エディットピアフの
“Hymne a l'amour ~愛の讃歌~”を
ギターとパンデイロのボッサバージョンで。

強く歌い上げる印象のある愛の讃歌も
クレモンティーヌさんが歌うととっても優しい印象に。
肩の力がどんどん抜けていきました。

さらに、ジャズの名曲
“Fly Me To The Moon”を。
なんて贅沢なラインナップなのでしょう!
歌声、ギター、パンデイロ、どれも美しすぎて。

ライブの様子

ライブ・パート3。
“Moon River”
どんどん幻想の世界へと誘われていくような心地に。

この歌声に誘われて、お月様も今日は一足早く昇って
くるのでは?!と思ってしまうほど。

それまでのしっとりした雰囲気から一転
立ち上がって、エッグシェーカーを振りながら
“Jeremie ~ジェレミ~”

クレモンティーヌさんの声と共に、
ギターとカホンがさらに輝いて。

最後は、とっても有名なフランスの曲をということで
“Aux Champs-Elysees ~オー・シャンゼリゼ~”

テンポも軽やかに、シャンゼリゼ通りをお散歩させてくれるよう。
カホンやギターがさらにテンポを上げると、
会場のファンの皆さんも手拍子で参加、
さらには、全員でサビを大合唱。
素敵な声がスタジオいっぱいに広がり、
まさにファミリーのようにひとつにまとまりました。

とってもチャーミングなお人柄と
オーガンジーやシルクのような柔らかさのある歌声、
ずっと変わらぬキュートさに虜になったライブパーティでした。
クレモンティーヌさん、本当にありがとうございました!

Set List

  • 1.The Girl From Ipanema
  • 2.Mickey Mouse Club March
  • 3.Supercalifragilisticexpialidocious
  • 4.卒業写真
  • 5.男と女
  • 6.愛の讃歌
  • 7.Fly Me To The Moon
  • 8.Moon River
  • 9.Jeremie
  • 10.オー・シャンゼリゼ
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