LIVE REPORT

放送日時:2015年7月18日[土]
ゲスト:土岐麻子

Information

Cymbalsのリードシンガーとしてデビュー。2004年解散後、実父 土岐英史氏を共同プロデュースに迎えたジャズ・カヴァー・アルバム『STANDARD ~土岐麻子ジャズを歌う~』をリリースしソロ活動をスタート。
本人出演/歌唱が話題となったユニクロCMソング「How Beautiful」や資生堂「エリクシール シュペリエル」CMソング「Gift ~あなたはマドンナ~」等 数々のスマッシュヒットを記録。
2013年『HEARTBREAKIN'』をリリースし、自己最高位となるオリコンデイリー7位を記録。
自身のリーダー作品のみならず数多くのアーティストの作品へのゲスト参加、50社以上にわたるCM音楽への歌唱やナレーション、TV、ラジオ番組のナビゲーターも務めるなど声のスペシャリストとして活躍中。

ニューアルバム『Bittersweet』(CD+DVD)7月29日リリース
ニューアルバム『Bittersweet』(CD+DVD)7月29日リリース
¥4,400円(税込)

ニューアルバム『Bittersweet』7月29日リリース
ニューアルバム『Bittersweet』7月29日リリース
¥3,300円(税込)


■LIVE
「TOKI ASAKO LIVE TOUR 2015 "Bittersweet" ~ 子曰、四十而不惑。麻子曰、惑うなら今だし。 ~」
2015年10月8日(木) 心斎橋BIGCAT(大阪)~2015年10月31日(土) 日本橋三井ホール(東京)

※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「土岐麻子 OFFICIAL WEBSITE」
http://www.tokiasako.com/

土岐麻子 写真

LIVEレポート

ライブの様子

海の日を控えた三連休初日。
KIRIN BEER“Good Luck”LIVEにお迎えしたのは土岐麻子さん。
ホワイトのシフォン素材のトップスがとってもエレガント。

もし連休があったら?と聞くと、
「いつもはライブをお届けする側なので、
反対に色んなライブに行ってみたいです!」とお話下さいました。

そして、今月29日にはオリジナルニューアルバム
「Bittersweet」をリリースされます。
このアルバムのテーマが
「都会で暮らす不惑の女性のサウンドトラック~女は愛に忙しい~」
コンセプト・プロデューサーにジェーンスーさんを迎えて、
アラフォー、アラサー女性の本音を描いた、
女性にとっては、共感度の非常に高い作品。
サウンド・プロデューサーには、Schroeder-Headzの渡辺シュンスケさん。
とってもお洒落で、ユニークで、スイートで、カッコイイ音。

今回のライブパーティは、キーボードにその渡辺シュンスケさん。
ベース:須藤優さん、ドラム:千住宗臣さん。

スタートは、いきなりJazzyな世界へ。
ジャズスタンダードの“Just One Of Those Things”
土岐さんの声とトリオの演奏に惹き込まれます。
STANDARDSシリーズから、レッチリの“Californication”も。
じわーっとカラダにくる音の中に、心地よく絡む土岐さんの歌声。
とろ~んととろけていきました。

ライブの様子

ニューアルバムからは、
“BOYフロム世田谷”“きみだった”“Beautiful Day”の3曲を。

“BOYフロム世田谷”は、「男心は世田谷の一通のよう。」という
男性の友人のコトバから生まれたという曲。
女性と何か問題があったときに、本音を迂回して逃げているようで、
逆に逃げられなくなってしまっている男性の逃避心を見事に表現している。
女性が抱く男性に対するモヤモヤをキュートに発散できる曲。笑

誰もがきっと抱く感情を、土岐さんならではの表現で描くその言葉が
本当にユニークでいつもハッとさせられたり、
ドキッとさせられたり、クスッとさせられたり・・・
心の機微の捉え方が抜群に魅力的!

“きみだった”は、がらりと印象が変わり、心にじっくり染渡る。
土岐さんの声色も変わり、ちょっと不安気で、
でも、静かに幸せを喜ぶような・・・繊細な歌声。
ドラマティックなピアノの展開も印象的でした。

そして、これまで“Beautiful Day”というタイトルを冠した曲は、
歌詞もキラキラしていて、眩しい太陽が輝いていたり、
どこまでも甘いLOVE SONGだったりするものが多いですが、
この曲は、様子が違う。

「なんでもない日常をぼんやりやり過ごす。」
何もない日々。なんとなく生きている。
でも、それこそがBeautiful Dayである・・・
そして、そう思いたいという女心。

歌詞も音もとっても個性的で、言葉のリフレインが心の中に
どんどん沈み込んでくるような感覚になりました。

さらに、ライブで時折演奏するという熊本民謡“おてもやん”!
なんとJazzアレンジで。
カッコイイイントロがはじまったなぁ・・・と思ったら!
これには驚きました。土岐さんの声色がより明るく、力強く。
跳ねるピアノも軽快で楽しくて♪
ライブDVDにも収録されるのだそうです。

最後は、“Gift~あなたはマドンナ~”
大人キュートな土岐さんの華やかな表情に誰もがうっとり!でした。

色んな表情で魅せて、聴かせて下さったライブパーティ。
ライブの楽しさがギュギュっと詰まっていて、幸せな気持ちで満たされました。
土岐麻子さん、本当にありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.Just One Of Those Things
  • 2.Californication
  • 3.BOYフロム世田谷
  • 4.きみだった
  • 5.おてもやん
  • 6.Beautiful Day
  • 7.Gift~あなたはマドンナ~
番組へのメッセージはこちら
メールマガジンの登録はこちら
ページトップへ戻る