LIVE REPORT

放送日時:2015年9月12日[土]
ゲスト:THE MAN

Information

2012 年に結成。元 東京スカパラダイスオーケストラの冷牟田竜之を中心に、オーセンティック・スカをベースにしたロックグルーヴの8 人編成によるスカバンド。
2013 年5 月にTaboo Record より1st アルバム「THE MAN」をリリース。
SKA ファンのみならず、ROCK ファンをも巻き込み熱狂させる骨太の楽曲を引っ提げ、アルバムリリースツアー、フェスや各イベントへの出演、ストリートライブや全国をツアーで回るなど勢力的にライブを展開。
2014 年5 月21 日にビクターエンタテインメントよりメジャーデビュー。
メジャーデビューイヤーより、大型フェスに初出演しライブバンドの勢いを更に加速させたステージパフォーマンスに会場を埋め尽くした観客を熱狂させた。
2015 年もアルバムリリース、各地フェス出演など続々決定している。

ニューアルバム『Taboo 殺しの唄』
ニューアルバム『Taboo 殺しの唄』
\2,700円(税込)

■LIVE
「ZIG ZAG “35th Year Anniversary Series Vol.2”」
2015年9月26日(土) open 17:30 / start 18:30
◆開場 京都 磔磔
◆guest:THE MAN

※その他、詳しい日程・情報はオフィシャルページをご確認ください。

「THE MAN OFFICIAL WEBSITE」
http://the-man.jp/

THE MAN 写真

LIVEレポート

ライブの様子

ここまで渋くて、Coolな方達がずらりと並んだのは初めてです!
今回、KIRIN BEER“Good Luck”LIVEにお迎えしたのは、
THE MANの皆さん!8人編成のスカバンド。

アルトサックス・アジテートマン:冷牟田竜之さん、
トランペット:飯川賢さん、バリトンサックス・フルート:青木ケイタさん、
トロンボーン:寺谷光さん、ギター:中村和輝さん、
キーボード:加藤洋平さん、ドラム:伊藤隆郎さん、ベース:二本木潤さん。

そして、スペシャルボーカルにチャーリーコーセーさん、
紅一点の武田カオリさんをお迎えして。
全員、ドレスコードはBLACK!

黒の革ジャンを着たアーティストがこれだけ並ぶというのは、
登場だけでも迫力!です。
そして、ゴールドの楽器が映える!

夏にニューアルバム「Taboo」をリリースされたTHE MAN。
小学校4年生の頃からルパン三世が大好きだったという冷牟田さん。
そんなルパンをこよなく愛する冷牟田さんが、
「ルパン三世」1stシリーズのテーマ曲を数多く歌っていた
チャーリーコーセーさんを迎えての作品。
冷牟田さんの「いつかチャーリーコーセーさんとやってみたい」と願っていたことが
実現したという特別な想いが込められたアルバムです。
今回は、そんな「Taboo」の世界をギュッと濃縮したライブパーティを
届けて下さいました。


ライブ・パート1。
“Lupin Opening(ルパン三世主題歌?)”
じわりじわりと幕が開く。
開いた瞬間、スカのギター、ホーンセクションが華開き、
チャーリーコーセーさんの渋い声、
冷牟田さんのアジテートに興奮!
武田カオリさんのコーラスが艶やかなスパイスに。
なんて大人な空間。

“Yeah!Lupin!”
動き出さずにはいられない。思わず声を上げずにはいられない。
ビートの上をトランペット、サックス、
トロンボーンといったホーンセクションが跳ねる!跳ねる!!
冷牟田さんのアジテートと武田さんのコーラスの絡み合いがたまらない。
そして、冷牟田さんとトランペットとのまるでビバップのようなやりとりもたまらない。

風格のあるチャーリーコーセーさんですが、
MCは、関西弁でなんともチャーミング。

“闇を走る(ルパン三世主題歌?)”
軽やかながらも、冷牟田さんのシャウトのパンチが効く。
途中、緩やかなスカのリズムに・・・と思っていると、
再び疾走感溢れるリズムに。
細胞全てが刺激されます。

ライブの様子

ライブ・パート2。
さらにルパンワールドへ。
“AFRO "LUPIN '68"”
革ジャンでフルートを奏でる青木ケイタさん。
可憐な音色とのギャップが。
そして、メンバーの皆さんのパワフルな音と声が、
足元から全身にグワッと響いてくる。

“愛のテーマ”
最もSweetな曲。大人の男性が醸し出す色香たっぷり。
冷牟田さんは、サックスを。
トランペットからキーボード・・・へと、
そのムードある雰囲気にすっかり酔いしれて。
ギターが奏でるスカのリズムに、夜の海が浮かぶ。
街灯が眩しい海岸沿いをゆったりドライブしているかのよう。

ボーカルメンバーがスタジオを後にして、
6人の演奏メンバーで、
“inter~COOL LOUNGE”
海沿いのラウンジに立ち寄って・・・と
シーンの続きが浮かんでくる。
大人でラグジュアリーな時間。


ライブ・パート3。
再び全員がスタジオイリスに。
THE MANのオリジナルで“天国のブルース”
ルパンへのオマージュが感じられる一曲。
どんどんグルーヴに惹き込まれていく

“Lupin Ending(ルパン三世主題歌?)”
チャーリーコーセーさんの歌声がミステリアスに、
ハードボイルドに、そして、艶やかに響き渡る。
フルートにホーンセクションに、冷牟田さんのアジテート。
全てにおいて大胆なスカアレンジに変貌しているのですが、
それが物凄くカッコ良くて、よりルパンの世界観が感じられる。

ここで、ルパンシリーズのステージがエンディングを迎え、
ここからはTHE MANによるアンコールのような演出。

ギターが、トランペットが、キーボードが、ドラムが、
暴れはじめ・・・“misirlou”
来ました!スパーク!!!です。
トランペットの飯川さんは客席の方まで近づいて行って迫力のある音を。
ただでさえ、疾走感のある曲ですが、
彼らが演奏するとそのスピードは、アウトバーンを走る車のよう。

続けて、オリジナルの“GABBA GABBA HEY”
冷牟田さんのシャウトに乗って、
ファンの皆さん全員立ち上がり、右拳を突き上げ一緒に暴れます。
夜空に無数の花火が打ちあがる様な華やかさとパワフルさ。
もはや誰も止めることが出来ないほど熱狂!

まさにルパンフェス!なライブパーティ。
その演奏は圧倒的でスリルに満ちたルパンの映画を観ているよう。
究極にカッコイイヒトトキでした。
THE MANの皆さん、そして、チャーリーコーセーさん、武田カオリさん
本当にありがとうございました!

ライブの様子

Set List

  • 1.Lupin Opening(ルパン三世主題歌I)
  • 2.YEAH! LUPIN
  • 3.闇を走る(ルパン三世主題歌III)
  • 4.AFRO "LUPIN '68"
  • 5.愛のテーマ
  • 6.inter~COOL LOUNGE
  • 7.天国のブルース
  • 8.Lupin Ending(ルパン三世主題歌II)
  • 9.Misirlou
  • 10.GABBA GABBA HEY
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