![]() 次に向かったのは、選手が試合後、インタビューを受ける通路だ。そこは勝負の世界。勝利したチームの指名選手、監督が大々的に取り上げられ、敗北したチームの指名選手、監督は区切られてインタビューを受ける。テレビの前では当たり前のように思っていたが、生で見て、残酷な気がしてならなかった。 最後に向かったのは球場内にあるロイヤルスイートルームの広間。全面ガラス張りのそこから見えたのは一面の甲子園球場。芝生の鮮やかな緑、バックスクリーンの時計台。校旗を上げる3本のポール、深く作られたライト、レフトスタンド。球場をテレビでしか見たことがなかった私は今までに感じたことがないような興奮と感動を覚えた。高校野球をテレビ観戦する度に、「生で見れたら……。」と強く願った聖地・阪神甲子園球場が今、目の前にある。私たち、リスナー記者はすずちゃんやよしだ教頭を驚かせてしまうほどの興奮状態に陥ってしまったのだった。ここでたくさんのドラマが生まれるのだ。次また球場を訪れるときはこの目でドラマを目撃したい。貴重な体験をさせてくれたスタジアムツアーはここで終了。 ![]() 次にSCHOOL OFLOCK! 一行が向かったのは甲子園球場に併設されている甲子園歴史館。ここでは甲子園のこれまでの歴史を学ぶことができる。入場した瞬間に春夏含めてのこれまでの出場校が記された野球ボールが飾られていた。私たち、リスナー記者が通っている高校の名前もあった。名だたる強豪校に混ざって飾られていたのは誇らしい。他にもセンバツ、夏の甲子園の名場面のVTRや投手、打撃の大会記録、さらに球場で使われるものと同じデザインのベンチも置いてあった。そのベンチに座りながらすずちゃんとよしだ教頭の2人サインボールを書いた。甲子園歴史館を訪れる際は、ぜひ見てほしい。 |