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内澤崇仁
母親がCARPENTERSが好きで、よく家の中でかけていたのが、「TICKET TO RIDE」という曲でした。
歌っているカレン・カーペンターは、若くして亡くなってしまったんですが、小学校にあがる前くらいに、母親が突然その話をしてきて、
「僕は今、亡くなっている人の歌声を聞いてるんだ。不思議だな」
と思って、衝撃的だったのを憶えています。
そこから日常で流れている音楽や音を意識し始めるようになって、音楽や音に興味を持つようになりました。
だから「TICKET TO RIDE」という曲は、
“僕の新しいドアを開けた音楽のはじまりの曲”
いい音楽は時代を超えても引き継がれる、ということを教えてくれた曲でもあります。