9mm Parabellum Bullet
滝善充

バッド・レリジョンの「Generator」に出会ったのは、中学3年生くらいで、その頃、友達と一緒にCD屋さんによく通っていて、
名前を聞いたことがある洋楽を勢いつけて買ってみたりして、ワクワクしてた頃、新しい世界に触れ始めた頃です。

いろんな洋楽を聴いたけど、なぜか僕はこれが一番好きで、パンクが自分に合っていたような気がして…
「これがエレキギターの音か？」
と本当に自覚できたのが、初めてだった気がします。

この「Generator」に出会ったことで、パンクの世界とか、他のバンドとか、オムニバスを買ったりして勉強できて、楽しくいろんな音楽を聴けるように広がっていったと思います。

高橋優

Radioheadの「Creep」に出会ったのは、僕が高校1年生の後半ぐらいだったと思います。
ギターを弾き始めた頃で、なんとなく人に聞かせるか分かんないけど、部屋の中で曲を作り始めた時期でした。

その時はなんていうか、きれいごとっていうか、
自分の強い部分を出して歌いたいな、
…と思って曲を書いていました。

ただ、このレディオヘッドの「Creep」を聴いた時に、
「俺なんかダメだから」
っていうのがサビの歌詞で、弱音にも聴こえて、弱々しさが立って見える。けど、カッコよく見えるという不思議な曲で、
“自分自身、曲の作り方を改めて考えるきっかけ”になった曲です。