9mm Parabellum Bullet
菅原卓郎
小学校の5年生か6年生くらいの頃、当時CDプレイヤーを持っていなくて、小さい携帯ラジオで、一曲まるごと曲をかけてくれるラジオ番組を聴いていて、そこでthe pillows の「ストレンジカメレオン」が流れてきました。
ギターを買ったのは、その次の年なんですけど、the pillows の「ストレンジ カメレオン」は、
“バンドって自分も、もしかしたらできるんじゃないか?”
“バンドがやりたいな”
という気持ちが芽生える1曲になっているような気がします。
だからこの曲が、僕のはじまりの歌です。
SEKAI NO OWARI
Nakajin
「心を込めて花束を」はサザンオールスターズの『Young Love』というアルバムに入ってるんですけど、
両親がサザンオールスターズが大好きで、僕が小学生の時に、車でどこかへ出かけたりする時に、お父さんが『Young Love』をよく流していたんです。
その時、初めて音楽を聴いて “ビビビッ” ときたというか、
CDとして作品として凄いなと思ったのが『Young Love』というアルバムで、
親からCDを借りて、部屋でもいつでもかけていたのを憶えています。
「心を込めて花束を」はアルバムの一番最後の曲なんですけど、
この曲は特にメロディーがとにかく美しくて、アレンジが美しくて、オーケストラのアレンジがほんとにすごくて、
今でも聴く度に勉強になることが多い曲で、大好きな曲です。
RADWIMPS
桑原彰
昔、親戚がギターを持っていて、GLAYの「BELOVED」の冒頭のリフを弾いてたんです。
それがカッコ良くて、気になって、
「これどうやって弾くの?」
と教えてもらったんです。
それから、GLAYの曲をたくさんギターでコピーして、
ギターのリフがどれも印象的で、弾いていて楽しかったのを今でも憶えています。
僕がバンドをやっていく最初のきっかけになったのは、やっぱりGLAYの「BELOVED」だったんだな、と思います。
ASIAN KUNG-FU GENERATION
伊地知潔
僕が高校3年生の時にHi-STANDARDの「GROWING UP」という曲を初めて聴きました。
それまでは洋楽を中心に聴いていたんですが、日本人で、しかも英詞で、
“こんなカッコイイ音楽をつくるバンドがいるのか?”
…とそれからどっぷりハマりまって、オリジナルバンドやったり、ハイスタのコピーをやったり……
この「GROWING UP」は、あきらかに自分の音楽スタイルを変えてくれた曲です。