初フライトの「6000」
夏休み、飛行機を使って旅をする人も多いだろう。
東京の空の玄関口、羽田空港が開設されたのは1931年、今から76年前のことである。
記念すべき第1号機がこの年、中国へ向け初フライトしたのだが、そのメモリアルな飛行機に乗っていた乗客の人数は・・ゼロ。
その代わり・・・夏から秋にかけ、素晴らしい音色で夜を彩る・・・
スズムシとマツムシ、合計6000匹がその飛行機に乗っていた。
これは、中国にいる日本人に“日本の風情を味わってもらおう”という粋な贈り物だったという・・・
想像してみよう・・・
6000匹のスズムシとマツムシが一斉に鳴いている、飛行機の中の想像しさを。
参考文献：『 「最強! の雑学本」KAWADE夢文庫』
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