10月1日のミドリトマモルは・・・ next

宇宙船地球号という概念を生んだ
Richard Buckminster Fuller (バック ミンスター フラー)
人類は今、何億年もの時間をかけてつくりあげた化石燃料をほんの数世紀で使い果たそうとしている。
石油はあと40年たらずでこの地球上から姿を消してしまう。

その代償として放出された温暖化ガスは、かつてないほどのスピードで気候変動を引き起こしている。

しかし、私達はこの地球から決して逃げ出す事が出来ない。
その事を誰よりも早く知った彼は、こう考えた。
地球とは宇宙空間に浮かぶ宇宙船のような存在であると。
限られた資源を循環させ、地球規模で問題を解決する必要があるのだと。

彼はこんな言葉を残している。
「私たちは旅客機のサービスをただ一方的にうける乗客ではない。宇宙船地球号においては・・・全員が乗務員なのだ。」

さあ、アナタはこれを聞いて、何を思いますか?

参考文献: 『Greenz Book Review/谷崎テトラの書評』