
南米の民話「ハチドリのひとしずく」を広めている
鈴木 あゆみ (すずき あゆみ)

あるとき森が燃えていました。
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり、
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているの」
エクアドルの先住民に伝わる たったこれだけの短いお話。
そんなハチドリの物語を多くの人に広めたいと立ち上がったネットワーク「ハチドリ計画」。
事務局代表の鈴木あゆみさんは現在、大学院生の24歳。
子供から大人を対象に、暮らしの中で実践できるCO2削減についてのお話を、ハチドリ物語の紙芝居、ワークショップを交えて行っている。
地球温暖化というニュースを良く耳にするようになり、あまりに話が大きすぎて、自分で何をしていいか分からないと思っている人達へ、ハチドリのように「出来ること」を少しずつ積み重ねていこうと彼女は活動を通じて呼びかけている。
アナタはこの話を聞いて何を思いますか?
参考HP: 『れすぱす2006年11月号 れすぱすインタビュー』 |
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