
南米の民話「ハチドリのひとしずく」を広めている
鈴木 あゆみ (すずき あゆみ)

あるとき森が燃えていました。
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました。
でもクリキンディという名のハチドリだけはいったりきたり、
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは火の上に落としていきます。
動物たちがそれを見て
「そんなことをしていったい何になるんだ」といって笑います。
クリキンディはこう答えました。
「私は私にできることをしているの」
エクアドルの先住民に伝わる たったこれだけの短いお話。
そんなハチドリの物語を多くの人に広めたいと立ち上がったネットワーク「ハチドリ計画」。
事務局代表の鈴木あゆみさんは現在、大学院生の24歳。
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