10月30日のミドリトマモルは・・・ back next

もったいないという日本語を世界に広めた
Wangari Muta Maathai (ワンガリ マータイ)
1977年、砂漠化を防止するために、アフリカ全土で植林活動「グリーンベルト運動」を始めた彼女。この運動にはこれまでに延べ10万人が参加し、植えた苗木は4000万本に上る。

そのマータイさんが、日本に来日した際に出会った言葉、
それが「もったいない」である。


リデュース・ゴミ削減、リユース・再利用、リサイクル・再資源化というマータイさんが環境活動の際に掲げていた3つの言葉を、たった一言で表現出来るだけでなく、かけがえのない地球資源に対する尊敬の念が込められている言葉として、マータイさんはこの美しい日本語を環境を守る、世界共通語「MOTTAINAI」として広めることを提唱している。

ノーベル平和賞を受賞した彼女が「もったいない」という日本語に込めた気持ち、これを世界で1番理解しなくてはいけないのは、日本語を使う、私達ではないでしょうか?

参考文献: 『 05年04月29日付『毎日新聞』 』