
化学物質の危険性を問題提起しつづけた科学者
坂下栄 (さかした さかえ)

医学博士の坂下は合成洗剤の毒性研究の第一人者。
核実験後の放射能雨水が及ぼす生体への悪影響を研究するうちに、身近な生活の中にも有害な危険物質があることを知り、その毒性のデータを集め始めた。
そんな中、河川や海などの環境汚染が問題となり、その汚染物質こそが、人間が作りだした様々な化学物質だということが明らかになってきたのです。
坂下はさらにメダカを使った実験や研究を重ね合成洗剤やシャンプーの中に、含まれる活性剤などの化学物質の危険性を訴え、その後のダイオキシン
、環境ホルモンなど科学者の視点で様々な警告を発し、問題提起をしてきました。
その甲斐あって、私たちは食や生活用品の安全性について考えるようになったのです!
参考文献: 『 石鹸生活で安全に! 』
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