2月13日のミドリトマモルは・・・ back next

「自然の権利」を守り、破壊されていく自然のため戦うう弁護人
籠橋隆明 (かごはし たかあき)
1995年、籠橋は奄美のゴルフ場建設を反対するある有名な訴訟の弁護人を務めることとなる。

その訴訟とは、森林に住むアマミノクロウサギなどの動物を守るため動物を原告とした「アマミノクロウサギ訴訟」。
籠橋は奄美の動物たちの弁護人となったのである。
この訴訟は大きな反響をよび、「自然の権利」という概念を日本に広めるキッカケにもなった。


この訴訟以降、籠橋は自然の権利を守るため、そして環境を保護するために精力的に活動を展開している。

そんな籠橋の活動の中でも新しいものの一つに「ジュゴン裁判」がある沖縄普天間米軍基地の移設がジュゴンとその生息地を脅かすとして起こした裁判で、先月25日に、見事勝訴となったのだ。

籠橋は言う。
私は鉄腕アトムが大好きなんです。アトムは愛と勇気と科学を信じていた。
環境問題も、科学と愛こそが大切ではないでしょうか。
問題を解決するための科学の力、そして他人に対する思いやり、愛する気持ち、このふたつが環境問題の原点だと思います。

参考HP: 『 自然の権利 / 環境gooインタビュー』