2月12日のミドリトマモルは・・・ back next

エコロジーなバレンタインを目指している
星野智子 (ほしの ともこ)
「人と地球に優しいチョコ」というものがある。
チョコの原料であるカカオ。

多くの農村では、現金収入不足を補うため、土地を十分に休ませないで農業を続けたり、農薬を大量に使いカカオを生産している。

農薬にまみれた生活を余儀なくされる生産者たち。
そんな危険な事をしても、西アフリカのカカオ農園で働く人たちのうち25万人近い子供たちは、満足な収入が得られずに学校に行く事すら出来ないでいる。

そんなカカオのビターな現状を変えるために、星野は「フェアトレード」によってチョコを手に入れることを勧めている。

フェアトレードとは、安心して品質の良いものを望む消費者と、それに見合ったしっかりとした賃金を生産者に支払うというフェアな関係の貿易で手に入る商品の事である。


カカオを作っている子供達は、甘くて美味しいチョコレートの存在すら知らない生活を送っている。
私たち1人ひとりが、「もっと人と地球にやさしいチョコが欲しい」という想いを持つことは、自分だけでなく、誰かの役に立つ事でもあるのだ。

参考HP: 『 team Choco-Revo (チョコレボ実行委員会) 』