
スウェーデンの心を伝え続ける人物。
高見幸子 (たかみ さちこ)

環境先進国、スウェーデンでは、ゴミは最終的に100種類以上に分別されリサイクルされる。
そして、そのゴミのリサイクル・リユース率は、日本では考えられない数字を示している。
家庭ごみのリサイクル90%。 ガラスビンのリユース99%。
ペットボトルのリユース97% 紙のリサイクル85%。 自動車85%。
ゴミの廃棄は、50年も前から、すでに有料化されていて、国民レベルでゴミを減らす努力をするのが当たり前になっている国。それが、スウェーデン。
その理由の1つに、環境教育の効果が挙げられる。
スウェーデンでは、4歳から自然循環やゴミの分別について学びはじめる。
偶然、自分の娘をスウェーデンの幼児向け環境教育プログラムに通わせた高見幸子は、娘が森の中で生き物たちと遊ぶ様子を見て、まだ白紙の子どものころから自然に触れさせることがいかに大切かを、身をもって痛感。NPO『ナチュラルステップ・ジャパン』を設立して、日本に、スウェーデン流の環境教育を広げるため、動き始めた。
対立や反対運動ではなく、ステップを踏んでナチュラルに、社会をエコにしていく。
それが環境教育による、ナチュラルステップ。
スウェーデンも、昔から環境先進国だったわけではない。日本だって、やれば、必ずできるはず。
彼女はそう訴え続けている。
さあ、あなたはこの話を聞いて、何を思いますか?
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