
打ち水大作戦を行なった
池田正昭 (いけだ まさあき)

日時を決めて、みんなでいっせいに“打ち水”をする。
それで、真夏の東京の温度を下げる。
ヒートアイランド現象を緩和させる壮大な社会実験として2003年にはじまった「打ち水大作戦」
そのきっかけは、国土交通省とある研究所が試算したひとつのシミュレーションだった。
東京都内で散水可能とされる280平方キロメートルに、1平方メートルあたり1リットルの水をまけば、気温を2℃下げることができるという。
こんな壮大な絵空事を、実際にやろうとしたのが、この「打ち水大作戦」である。
ウェブサイトやポスターなどで呼びかけた初年度は、34万人が参加した。実際に、都内4カ所に設けられた特設打ち水会場では温度が1℃から2℃低減。以後、毎年100万人以上が参加する夏の定番イベントとなりつつある。
池田はこの「打ち水大作戦」をただのキャンペーンではなく、これをきっかけに色々な事が始まるムーブメントにしたいと思っている。
誰かにやらされるものから、自らアクションを起こすものへ。
アナタはこの話を聞いて、何を思いますか?
参考HP: 『打ち水大作戦 / Think the Earth』
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