
生徒と一緒に、森とそこに棲むツキノワグマを守る
森山まり子 (もりやま まりこ)

きっかけは生徒が持ってきた1枚の新聞だった。
日本の森はかつて野生動物の宝庫だった。
しかし森林破壊によりツキノワグマが絶滅の危機に瀕しているという。
生徒たちは、その事実に胸を痛め、自分たちで何か出来る事がないか? と学校内でクマ保護団体を結成。
その後、兵庫県内でのツキノワグマ捕獲禁止を求める署名を行い、集まった署名と共に、生徒は兵庫県知事へ直訴。
努力が実って1994年、ついに環境庁長官が兵庫県内のツキノワグマについて狩猟禁止を決めたのだ。
その後も、ツキノワグマや環境問題の勉強を続け、森山は97年に日本熊森協会を設立。
放置された人工林の間伐作業やクマの捕殺禁止を訴える活動を地道に続け、多くの人を活動に参加させようとしている。
今日紹介した先生や生徒は、今これを聴いているキミたちとなんら立場に変わりはない。
きっとキミも何かに気づいているハズ。
でも、それを行動に起こしていないだけである。
行動する事は、こんなにも希望に満ち溢れているのだ。
参考HP: 『 日本熊森協会のホームページ 』
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