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計算された天然ちゃん
ハイイロリス
ここは、北アメリカの森林地帯。名前の通り、灰色の体をしたハイイロリスが、木の上で生活をしています。

ハイイロリスは、とっても几帳面な性格のため、秋になると、寒~い冬に備えて、主食であるどんぐりを、たっぷり貯蓄します。
一個ずつ木から落としたどんぐりを、口にくわえて遠くに移動し、地面に空けた穴にそっとどんぐりを入れて、・・・隠すのです。

ただ、いろんなとこに隠し過ぎるので、たま~に、隠し場所を忘れてしまいます。

その、忘れ去られたどんぐりはどうなるかというと、、そう・・・育っていくのです。ただ木から落ちただけでは育たないはずが、ハイイロリスが土に埋めてくれるおかげで、春には芽を出し、成長すると、再びどんぐりを実らせることができるのです。

もしかすると、ハイイロリスは隠し場所を忘れているのではなく、いつもどんぐりを食べさせてくれてるお礼に、わざと忘れてるふりをしてるのかもしれませんね。

校長先生と教頭先生も、ハイイロリスとどんぐりみたいな関係になれたら・・とっても素敵ですね。

参考HP: 『 池上ぴか動物病院 』