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農業するアリ
ハキリアリ ここは、南米大陸の熱帯雨林。
切り取った葉っぱをパラソルのようにくわえて歩く、12mmほどの茶色いアリ。こちらが、今回ご紹介する、ハキリアリです。

その名前の通り、葉っぱを切り取ってはせっせと巣へと運ぶハキリアリの行列。

この集団が1日に刈り取る葉の量は、牛一頭が1日に食べる量と一緒!

そんな大量の葉っぱを、巣で食べる!・・・のではなく、巣の中でさらに細かく切り刻み、白いカビをはやします。
そして、ここに「アリタケ」と呼ばれるキノコを栽培。
このキノコを食料としているのです。

まさに農業するアリ・・・。
校長、教頭もそろそろ自給自足の生活を送ってみてはいかがですか?

参考文献: 『 ありとあらゆるアリの話 』