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THE ONE 音楽界の偉人を毎週1人ピックアップ。アーティストの持つ世界をみつめます

2010年10月31日(日)
YO-KING
「拝啓,ジョン・レノン」
真心ブラザース
拝啓,ジョン・レノン / 真心ブラザース
1967年生まれのYO-KINGこと倉持陽一さん。
早稲田大学の音楽サークルで、後輩の桜井秀俊さんと、しゃれで結成したユニットが「真心ブラザーズ」でした。今から21年前。バラエティ番組のワンコーナー『勝ち抜きフォーク合戦』。この企画に出ましょうと、後輩の桜井さんから声をかけられ、冷やかし半分で挑戦。勝ち抜く事を考えていなかったにもかかわらず、見事10週を勝ち抜き、デビューへと繋がっていきます。企画がフォークだっただけに、デビュー当時はフォークデュオとして活動していましたが、半年後にリリースした1stアルバムでは、様々なテイストの楽曲を詰め込んだ、現在の真心ブラザーズがすでにありました。しかし、デビューはしたものの、プロ意識はゼロ。若さゆえに『やる気のない所を見せることに価値観を持っていた』そんな二人でしたが、彼らの大ヒットシングル「エンドレス サマーヌード」をリリースする頃には、後輩の桜井さんにはプロ意識が芽生えていました。しかし一方のYO-KINGさんが自分をプロとして意識したのは、それから15年後。そう、2005年の真心ブラザーズ再始動の時でした。
「Song of You」
真心ブラザース
Song of You / 真心ブラザース
2001年の活動休止。唐突でありながらも、あのまま続けていたら解散していたのではないか・・・。
当時を振り返るYO-KINGさん。常に時代を自分の言葉で切り取ってきた彼は、当時盛り上がりを見せてきていたロックフェスティバルを見て、あのステージで真心ブラザーズをやったら盛り上がるだろうな・・・という気持ちで桜井さんに連絡。2005年の「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 」でついに再始動を果たします。しかし、そこには、それまでの真心ブラザーズと明らかに違うスタイルがありました。真心ブラザーズを真ん中に置きながらも、ソロも楽しみつつ、桜井さんの気持ちも大切にしつつ、そしてそんな真心を見たいというオーディエンスと対話しつつ、時代を反映するおもしろい歌を作っていきたい。どんな世の中であっても、面白がる姿勢は持っていたい。だからこそ、再始動後にリリースされたミニアルバム「タンデムダンディ20」に収録されている曲には、リアルな彼らのやさしさが詰まっているのです。2005年に再始動を果たした真心ブラザーズ。ロックフェスと言う、不特定多数の音楽を愛するファンを目の前にして感じた、歌うことの素晴らしさ、気持ちよさを、結成20周年記念のミニアルバムで見事に歌にしています。デビューした頃の世の中に対する怒りは、年齢と共に昇華され、昔と違うじゃんと言われても、それでいいという二人。誰の真似でもなく、真心ブラザーズとして今の自分たち、今の時代に対して常に面白がり、素直に言葉を紡いで、その時の音楽を作り出していきたい。そんな身軽さを持つアラフォーの彼らが奏でる音楽にはやさしさがたっぷり詰まっています。
「青空揺れる」
YO-KING
青空揺れる / YO-KING
新しいステージに立った真心ブラザーズ。YO-KINGさんが、ソロとしてリリースしたニューアルバム「楽しい人は世界を救う」にも彼の確信と希望が満ちあふれています。聴く人に幸せになって欲しい。どうせ共感を得るなら楽しい事で得たい。辛い事はまだまだたくさんあるけど、世界は確実にいい方向に向かっている。最近、暗いとは思う。でも、もっと大きな流れで見たら、絶対にいい方向に向かっている・・・。そう語るYO-KINGさん。
しかし、聞く人に幸せになってほしいとは、自分の幸せを分け与える事ではないといいます。
「人前で楽しくするっていうのは、それなりの魂じゃないとできないです。だから、そういう魂がたくさん増えて、もっと楽しくなったら、それは昔の人が難しくやろうとしていた「世界を救う」ってことなんじゃないかと思う」普遍的な愛。普遍的なやさしさ。YO-KINGさんのニューアルバム「楽しい人は世界を救う」には、メッセージが詰まっています。
『俺がやらないなら、誰がやる』そんな気持ちで作ったという今回のアルバム。アーティストとして今が旬だとご自身で言う程、充実しているそうです。今回のアルバムの歌詞を見ていると、どれもやさしい言葉で書かれたものばかり。全ての中心は僕であり、その僕からあなたへの愛情が世界の中心。道徳的な実感のない愛の言葉よりも、リアルで身近な愛が世界の中心にあるなんて、素敵ですよね。その愛が、大きな愛へと繋がっていきます。今までにない桁違いの愛に包まれているというYO-KINGさん。充実した毎日から生まれた歌には、ギターと自身の声だけで伝えられるという自信がみなぎっています。
今夜は、YO-KINGさんをピックアップしました。

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