DUNLOP presents LOVE UNITED

Every Sunday 12:30-12:55 JFN 38stations

THE ONE 音楽界の偉人を毎週1人ピックアップ。アーティストの持つ世界をみつめます

2009年5月31日(日)
Sheryl Crow
「All I Wanna Do」
Sheryl Crow
All I Wanna Do / Sheryl Crow
シェリル・クロウは、1962年、アメリカのミズーリ州生まれ。アーティストとしてデビューするまでは、小学校の音楽の先生でした。
そんな彼女は、31歳でデビュー。当時、その経歴もさることながら、夢をつかんだ一人の女性として、新しい女性アメリカン・ロック・アーティストの誕生と、話題になりました。
その大きなきっかけとなったのは、1994年のライブ・イベント、「ウッドストック94」への出演。その後、この曲「All I Wanna Do」が大ヒット。
1995年のグラミー賞では、三部門を受賞、そして今では、グラミーの常連となるほどの実力者です。
「Everyday Is a Winding Road」
Sheryl Crow
Everyday Is a Winding Road / Sheryl Crow
1999年の9月にニューヨーク・セントラル・パークで行われた慈善コンサートは、彼女の呼びかけによって、「エイズの子供達のためのチャリティ」として行われました。参加したミュージシャンは、エリック・クラプトン、キース・リチャーズをはじめ、サラ・マクラクラン、タジ・マハール、ディクシー・チックス、さらには、俳優のビル・マーレイなど豪華なメンバーが顔を揃えました。
もともと、ベネフット活動には、力を入れていた彼女。1996年には、当時のアメリカ大統領夫人、ヒラリー・クリントンと、ボスニアを訪れたのをきっかけに、精力的に数々のベネフィット・コンサートをこなしていきます。
聡明で強い女性。そんな強い女性だからでしょうか。1990年代は、ロックの神様、エリック・クラプトンとの熱愛、そして、最近では、自転車界の王様、ランス・アームストロングとの熱愛など、大物との恋愛も注目され、誰もがあこがれるナチュラル・ミューズへとなっていったのです。
「Soak Up The Sun」
Sheryl Crow
Soak Up The Sun / Sheryl Crow
2006年、2月。世界最高峰の自転車レース、ツール・ド・フランスで熱々ぶりを見せていたランス・アームストロングとの突然の婚約解消。そして、乳がんの発覚。
しかし、その逆風の中で、彼女は自分人生について深く考え、そして、再び、音楽の世界へと戻ってきました。
乳がんからの復帰後は、精力的にライブ活動を行い、乳がん研究のためのチャリティや、キャンペーンにも出演していきます。そして、2007年からは、地球温暖化防止を強く訴え、ツアーと同時に全米の大学を回り、社会的な運動にも精力的に取り組むようになっていきます。
キラキラした笑顔が似合うシェリル・クロウ。
強い愛と信念を心に抱く女神のようなロック・スター。
今夜は、シェリル・クロウをピックアップしました。

RECENT ENTRIES

RECOMMENDED ITEM DUNLOPのおススメ情報をお届け

詳しくはこちら

THE ONE(2009.04-2011.09)