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THE ONE 音楽界の偉人を毎週1人ピックアップ。アーティストの持つ世界をみつめます

2009年8月16日(日)
Madonna
「Crazy for You」
Madonna
Crazy for You / Madonna
1977年の冬の日。
わずか35ドルを握りしめ、スターに憧れてマンハッタンにやってきた少女、マドンナ。当初は、バック・ダンサーやデッサンでのモデルをしつつ、デモ・テープをきっかけに、デビューのチャンスをつかみます。
1982年、デビュー曲「エヴリバディ」のプロモーションのために街中のクラブをめぐり、ダンサーとの短いショーを繰り広げるトラック・デートを何百回もこなし、ダンス・チャートでNO.1を獲得。さらに、シングル「ホリデイ」がクラブで大人気となった頃には、マイケル・ジャクソンのマネージャーであったフレディ・デマンと契約を交わし、さらなる躍進を遂げていきます。
マドンナにとって初めての全米シングル・チャートNO.1に輝いた曲「ライク・ア・ヴァージン」。物議をかもしながらも、常に前進していくマドンナ。常に最新のダンス、カルチャーをチェックするために、自ら街に出、いち早く自分のスタイルに取り入れていく彼女の一挙一動に、人々は酔いしれ、とりことなっていったのです。
「Take a Bow」
Madonna
Take a Bow / Madonna
マドンナが動くだけで、パパラッチが追いかけ、そのファッションから、恋愛に至るまで、すべてが人々の目にさらされていく中、彼女は、次々と自らの経歴や、家族の歴史なども書き換え、メディアを意中のままに操っていきます。
そんな彼女は、慈善活動にも積極的に取り組み、1985年のライブエイドを始め、世界各地でエイズ撲滅の慈善活動に役立ててもらおうと、多額な寄付を行っています。
また、2006年には、アフリカのマラウイで、貧困とエイズに苦しむ孤児たちを助けるために「レイジング・マラウイ」という団体を立ち上げ、3億を超える寄付をし、今年、そのマラウイから2人の子供を養子として迎えています。
「What It Feels Like For A Girl」
Madonna
What It Feels Like For A Girl / Madonna
マドンナが娘ルルドにささげた「What It Feels Like For A Girl」。
自らをアイコンとして完璧に作り上げ、ポップ・クイーンとしての地位を確立しているマドンナ。しかし、そんな彼女を翻弄させるのが、彼女の4人の子どもたち。中でも、長女のルルドは、幼いころのマドンナにそっくりなんだそうです。
現在、ワールド・ツアー中のマドンナ。7月4日のロンドン公演のオープニングではマイケル・ジャクソンへのオマージュとして、彼の曲をメドレーでスクリーンに流すパフォーマンスも行っています。
「人生は短いわ。もし何かやりたくなったら実行に移す。それが私のやり方よ。」
そう語るマドンナ。 進化し続けて、私たちを飽きさせないマドンナ。まさに、魂を燃やすエンターテイナーと言えるのではないでしょうか?
今夜は、マドンナをピックアップしました。

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