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THE ONE 音楽界の偉人を毎週1人ピックアップ。アーティストの持つ世界をみつめます

2009年11月15日(日)
Olivia Newton-John
「そよ風の誘惑」
Olivia Newton-John
そよ風の誘惑 / Olivia Newton-John
1948年、イギリスの学生の街、ケンブリッジに生まれたオリビア・ニュートン・ジョン。
5歳で家族と共にオーストラリアへ移った彼女は、14歳で歌い始め、17歳で映画デビュー。
その後、イギリスへと戻った彼女は、50年代のイギリス音楽界を賑わしていた、クリフ・リチャードに出会います。彼に見いだされたオリビアは、彼のバック・コーラスを務め、その後、23歳で待望のシンガーとしてソロ・デビューを果たします。
当初は、ボブ・ディランのカヴァーやジョン・デンバーのカヴァーなど、ポップ・カントリーのアイドル的なポジションでしたが、1975年に発表された5枚目のアルバム「そよ風の誘惑」のHITで、一躍、世界の歌姫へと成長します。可憐なルックス、透明感あふれその歌声に、世界中が酔いしれ、さらに、20代後半からは映画やミュージカルにも進出し、才能の幅を広げていきます。
「LET IT BE ME」
Olivia Newton-John with Cliff Richard
LET IT BE ME / Olivia Newton-John with Cliff Richard
彼女は30代に入ると、より大人の女性へと転身する曲「フィジカル」を発表。
当時のエアロビクス・ブームにのり、プロモーション・ビデオではレオタード姿を披露し全米では、シングルチャート10週連続NO.1を獲得。世の男性たちを迷わせる、小悪魔へと変身していきます。芸能活動以外でも、35歳の時に、世界展開をしかけたブティックをスタート。翌年、36歳で映画「ザナドゥ」で共演した俳優マット・ラッタンジーと結婚。そして出産。そしてショービジネスの世界から遠ざかっていきます。
何もかもが順風満帆に見えたオリビア。
しかし、華やかなニュースが日本の私たちに届かなかったその時期、実は、自身が経営していたブティックの倒産、望んでいた第二子の悲しい結末、乳がんの宣告、さらに、離婚。。。と、つらい時期を迎えていました。
しかし、多くの友人、そして愛する娘に支えられ、乳がんを克服、さらに、50歳を迎え、クリフ・リチャードと再び音楽活動を再開します。そして、過去最大級の観客の前で彼女の健在ぶりを披露したのが、2000年のシドニー・オリンピックだったのです。
「Take Me Home, Country Roads」
Olivia Newton-John
Take Me Home, Country Roads / Olivia Newton-John
乳がんを克服し、死に直面したことで、健康的な生活を重視するようになった彼女は、その体験を糧に、さらに生きる喜びを感じるようになったといいます。そこで環境活動の場として立ち上げたのが、環境汚染から子どもたちを守る組織CHEC。
さらに、去年は、癌撲滅のチャリティー活動として、中国の万里の長城を歩いて制覇するという「ザ・グレイト・ウォーク・トゥ・ベイジン2008」を決行。このキャンペーンには多くのアーティストやスポーツ界の著名人が参加し、総距離200キロ以上を三週間かけて、見事踏破しています。
この活動で、彼女が見せた素晴らしい笑顔は、多くのメディアを通して世界中に配信され、多くの人々に勇気と愛を届けてくれました。また、今年の三月には、自らが開発に携わった乳がんの自己検査補助パッド「リブエイド」のプロモーションで来日も果たしています。
自らも癌を患い克服したからこそ、伝えたい生命の美しさ。そして、何よりも愛する家族や友人、そして健康が、どれだけ大切なのかを噛みしめながら、体験した者だからこそ伝えられるメッセージを世界に発信し続けているオリビア。
年を重ねても輝きを失わない彼女の笑顔には、まさに、生命の輝きが現れているのです。
現在も積極的に音楽活動を続けているオリビア。
この秋には、クリスマス・アルバムを発表しています。
今夜は、オリビア・ニュートン・ジョンをピックアップしました。

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