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2010年1月24日(日)
Chicago
「Questions 67 And 68」
Chicago
世界で1億2000万枚以上のもの売り上げを誇るシカゴ。
現在まで40年以上、メンバーチェンジをしながらも現役で活動しているスーパーバンドです。
シカゴは、当時大学生だったメンバーによって、1967年、地元シカゴでの結成。当初は別のバンド名を名乗り、カバーを中心に活動していたそうですが、ウッドストックが行われた1969年、新人としては異例の2枚組というアルバム「シカゴの軌跡」でデビューしています。
当時の世相を反映して、初期の彼らは、政治的なメッセージを含んだ名曲を数多くリリースしていきました。1970年にシングル『長い夜』が大ヒット。72年の「サタデイ・イン・ザ・パーク」、そして76年にはグラミー賞に輝いた「愛ある別れ」。次々に名曲を放ち、アルバム「シカゴ?」から5作連続で全米チャートNO.1を獲得し、爽快なホーンを生かしたバンドサウンドは、一時代を作り上げます。
しかし、バンド絶頂期だった1978年、中心人物であったテリー・キャスを拳銃の暴発事故で亡くし、バンドは低迷に向かってしまいます。
メンバーの死を乗り越え、試行錯誤を繰り返し、1982年にリリースさたれアルバム「シカゴ16」はデヴィッド・フォスターをプロデューサーに迎え、「素直になれなくて」をリリース。彼らは、美しいバラードを全面に押し出したバンドへと変化して行きました。
「You're the Inspiration」
Chicago
「素直になれなくて」でゴールドディスクを獲得し、見事復活を遂げた彼らは続く1984年に発表されたアルバム「シカゴ17」から次々とヒット曲を生み、再びシーンの最前線へとカムバックしたかのように見えました。しかし、この成功もつかの間、フロントマンであったピーター・セテラが脱退。レコード会社とのトラブル、自らリリースしたアルバムの大失敗と、過去ヒット曲を求める音楽界に惑わされ、バンド活動も停滞してしまいます。
「もう懲りた。絶対に自分たちで出そうと思わない」。
オリジナル・メンバーでもあるロバート・ラムが思うほど、大きな痛手を受けてしまうのです。
かつてヒット曲を量産し、時代に残る名曲を作り続けてきたシカゴ。オリジナル・レーベルでのリリースに失敗し、新作への意欲をなくしていた彼らのもとに、1通の手紙が届きます。
2003年、ワシントンでライブをした時。彼らのライブの2日前に同じ会場で演奏したというバンド、ラスカル・フラッツからの手紙でした。そこには、ペーシストであるジェイがシカゴの熱狂的なファンであること、一緒に曲作りができたら光栄だと書かれ、そして、ラスカル・フラッツの2ndアルバムが添えられていたのです。彼らの音楽を聞き、ファンとなったヴォーカルのジェイソンはツアー終了に彼らのもとを訪れ、一気に、新曲を書き上げます。それが、「ロング・ロスト・フレンド」。
初めてあったとは思えない懐かしい気持ちがしたという、ジェイソン。新しく作った曲のリリースは未定のまま続く、ライティング・セッション。かつての失敗の痛手から、誰もが新作のリリースについて硬く口をつぐんでいたところに、ラスカル・フラッツから、「一緒に作ったCDを発表したいね」と、ラブコール。内心、どうなるのかと疑いながらも、定期的にラスカル・フラッツのジェイと曲作りを続けていく日々。そこで、彼らが出会ったのは、、、自分たちの音楽を浴びるように聞いて育った新しい世代が、現在の音楽業界の第一線で活躍しているということ。
かつてのシカゴではなく、今のシカゴ。彼らが温めてきた曲を持ちより、メンバーが納得のいく形でレコーディングができるよう話し合いは続きました。
「Feel」
Chicago
2005年。1月下旬にスタートしたレコーディングは、3月中旬に終了。記念すべき通算30作目。15年ぶりにリリースされた、オリジナル・アルバムには、活気がみなぎり、新しいシカゴのパワーがあふれています。
未来に向かって力強く踏み出したシカゴ。43年という長い歴史と、数々の栄光を持ちながらも、過去の栄光に甘んじることなく、次なる時代の扉を開いていく彼らに勇気をもらった人も多いのではないでしょうか?
商業的な成功ばかりが語られる現在。レコードの売り上げ、ヒット・チャートでの動向は、現代のトップアーティトと並ばなくとも、彼らが長年取り組んできた活動は、世界でも一目置かれるものがあります。
そんな彼らが、来月、来日公演を行います。
これは、去年予定されていたライブが、ロバートの骨折で延期されていたもの。再び自信を取り戻したシカゴのライブ、どんなステージが繰り広げられるのか楽しみですね。
今夜は、シカゴをピックアップしました。
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