彼らの音楽を聞く人たちに、今の地球の現状を訴え、さらにセカンドシングル「TOO YOUNG TO DIE」では、誰も戦争なんて望んではいないと反戦を謳い、デビューアルバムのタイトルトラック「エマージェンシー・オン・プラネット・アース」では、地球は今、非常事態なんだと訴えかけてきました。
さらに、今ではその危険性も口にされなくなった遺伝子工学への警告を「ヴァーチャル・インサニティ」で歌い、常に私たちの一歩先を走り、私たちの生活に潜む危機を歌に託し、多くの人々に訴えかけてきたのです。
当時、自然破壊などをテーマに唄えば、失笑されてしまう時代。ゆるぎない信念を持ちながら、彼はいち早く私たちに現実を知らせようとし、未来に対して警鐘を鳴らしていたのです。そんな彼らが見た2010年の今は、どんな風に見えているのでしょうか?
日本では最近、それほど彼らの活動が報道されることはありませんでしたが、イギリスでは、着実に次の時代へ向けて動き初めています。ヨーロッパのミュージックフェスティバルに参加し、先日は、フランスでライブを行っておりました。全ては歌に中に。タイムレスな感覚の持ち主、ジャミロクワイが見せる次なる世界はどんな未来を描くのでしょうか?
今夜は、ジャミロクワイをピックアップしました。