まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている! 毎週土曜日 19:00-19:30

子供向けから大人向けまで、「恋愛」「ビジネス」「ホラー」と様々なジャンルで名作が毎年生まれ、今や日本が世界に誇るコンテンツ、マンガ。この番組は、お得感No.1の国内最大級のコミック配信サービス『まんが王国』にある膨大なデータを基に様々なジャンルの作品をピックアップし、スマホ片手にリスナーと一緒にマンガ愛を語り合う、トーク番組です。

レポート

スペシャルゲスト!映画監督の小泉徳宏さんが登場!

映画監督の小泉徳宏さんが登場!

広瀬すずさん主演の「ちはやふる」三部作、「タイヨウのうた」「父と僕の終わらない歌」など、数多くの作品を手がけてきた小泉監督!
ちはやふる」のヒョロくん役、坂口涼太郎さんがゲストにお越しくださったお話から。オーディションの裏話では、坂口さんが会場に入ってきた時に、ヒョロくんがコマの中から出てきたかのような、フルCGかと思ったほど! 漫画原作の作品を作るときは、可能な限り寄せながらも、演技力やその人の個性が役者に合っているかなどを重視しているそう。坂口さんの場合はそれもぶっ飛ばして「選ばない理由はない」という出会い!
「ちはやふる」は、2016年から2018年にかけて3部作が公開され大ヒット!原作ファンの期待と、映画としての面白さのバランスはどう取られているのか伺いました。
原作ファンがいるプレッシャーもある中で、物語やキャラなどどうしても同じものにはならないということ、また、原作に寄せすぎても、原作を見ていないお客さんの方が多数なので初めて映画を見ても作品の魅力が伝わるように、外してはポイントを考えながら見極めているという監督の視点のお話をしていただきました。映画の2時間という限られた時間では、小泉さんの感覚では4巻〜7巻くらい、細かいエピソードは飛ばして切り貼りしてようやく完成!
「ちはやふる」は、元々は1本だったところ収まらないということで上の句と下の句の2部作に。公開後に結びが作られる流れに。そこから狩野さんが気になっている、続編の不安や怖さなどのお話や、芸人仲間が映画のオーディションを受けているという話題に。なんと、狩野さんが小泉さんの監督作品「父と僕の終わらない歌」のキャスト候補に入っていたという衝撃に事実が!!

そして、現在小泉さんとモノガタリラボが原作を手がける漫画「極道オールアップ!」が連載中!
作品内でも描かれている、ケータリングによって現場の士気が変わるという話題に。狩野さんもかつてショートフィルムを撮った時に、焼きたての餃子を呼んだ時に現場のテンションが上がったことを体験!お金はかかるけど、食事も演出の一つだそう!全部監督が決めるということでは、衣装のリボンの色一つとっても”監督が全て”、でも監督でもスタッフ苦労は見えない部分だというのという大変さも。 ロケハンのシーンでは、本物の警察やパトカーは使わず、美術さんが作ったものや制作部が用意したものという事実も!
極道を主人公にしようとしたキッカケは、〇〇組、上下関係など極道世界が映画業界に似ているなと思い、相性がいいと思ったことから!映画の裏側を知って、2時間に詰まった新たな魅力がさらに見えてくる作品です!

小泉徳宏さん、ありがとうございました!

番組では、質問や悩み相談など「ふつおた」も募集中です!!
採用された方には3,000円相当の「まんが王国クーポン」をプレゼント!
メッセージは、番組HPからお送りください!

極道オールアップ! / 小泉徳宏+モノガタリラボ、大谷紀子

講談社

『ちはやふる』『線は、僕を描く』などでメガホンをとった映画監督・小泉徳宏と、ライターズルーム「モノガタリラボ」が、それぞれの体験をもとに、映画業界の「裏の裏」を描く! 漫画を担当するのは、代表作『すくってごらん』で映画化を経験した大谷紀子。映画に縁の深い執筆陣が、ラブコメ映画『QUN・極』を全身で愛する元極道の奥園鯨の視点で、実は大切なパーツと言える裏方仕事の熱いドラマを描き出す。ひょんなことから、映画の撮影現場に関わることになった鯨。いきなりある役割を担うことに。普段ならいとも簡単にできるはずが、撮影の現場で、となるとド緊張。しかし映画の撮影はチームプレイ。組のために体を張ることを強制させられてきた鯨は、チームのためにいい仕事ができるのか。読むと映画が観たくなる、映画館に足を運びたくなるお仕事コメディ、第1巻!

レポート

「POLE STAR」NON先生&「ハイキュー!!」特集回をピックアップ!

今回は、最近放送した回の中から2人それぞれのお気に入りをピックアップしてご紹介!

オープニングでは、今年38歳になり、疲れやすくなってきたというリスナーさんのお悩みに答えました!

まずは、倉持さんから「POLE STAR」NON先生の回をピックアップ!
競技、芸術、即興バトルなど様々なジャンルがある日本ではマイナー「ポールダンス」を面白くかけると思い題材に。
実際に先生自身も、ネタ探しと体力づくり半分で半年通われて、ダイエットの効果もあったそう。狩野さんも経験があり盛り上がりました。
『デリバリーシンデレラ』や『ハレ婚。』を愛読していた狩野さんは、NON先生が描く女の子のしなやかさを絶賛!「POLE STAR」で描かれているポールダンスのシーンは難しく、実際にやってみて描いていることも!躍動感のある作画は苦手だったそうだったそうですが、この作品で克服!
また、体力や漫画を描く能力のパロメーターが落ちていることを実感し、長期連載は「これが最後」の気持ちで書いているということもお話も・・・!

続いて、狩野さんは「ハイキュー!!」を特集した回をピックアップ!
3代目の担当編集を務められた東律樹さんをお迎えしました。
東さんは2018年の研磨の『たーのしー』の回からから、連載終了まで担当。バレーの経験がなくても魅力がわかることについては、古舘春一先生もバレー経験があり、面白さを伝えたいというのがモチベーションの1つにあるということも教えていただきました。
主人公から敵、観客に至るまで個性的で魅力的な作品!「ハイキュー!!」のキャラには距離感があり、プロフィール作りやキャラ作りは知り合いを落とし込むではなく、最初に7人のスターティングメンバーのキャラクターデザインを作って、髪型や表情から想像して創作!主人公が喋っていない回もあることについては、作品全体に「人間讃歌」というテーマがあり、本当にその子がなんて言うかな?」ということが優先順位が高いのでリアリティがあり、みんなが魅力的なキャラに!
連載開始時の2012年は、高校バレーは今よりは注目度は低く、古舘先生がバレーボールの作品を描きたくて始まった作品。しかし、スポーツ漫画は大変ということで、最初はもう1つ先生が好きな分野だったホラーから『詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。』を、トレーニングをも兼ねて制作。その後、満を持して連載。「ハイキュー!!」の中にもホラー漫画を思わせる要素が・・・!
古舘先生は漫画を描くことは東さんの担当時の最短では19ページを30時間でできるそうですが、ネームは80点のものを100点にする作業で時間をかけられている裏話も。
毎週アンケートで戦っていく中で、「ONE PIECE」「鬼滅の刃」など強豪校と戦っていたという時期で切磋琢磨し、順位が高いと作家さんより喜んでいたとか?!最後に、狩野さんから古舘先生への想いも伝えさせていただきました!

☆コーナー「元気!勇気!をもらいました」

あなたが、これまでに読んできた漫画の中で、チカラをもらった場面やセリフに迫っていくコーナー
ラジオネーム:新田どうだいさんが勇気をもらった言葉を紹介!
ONE PIECE』から、ャンクスがルフィに麦わら帽子を預けるシーンのセリフ「いつかきっと返しに来い、立派な海賊になってな」
漢と漢の消えない約束という感じが本当に大好きで何度も力をもらっている名言!関連するグッズばかり集めてしまっているほど!

POLE STAR / NON

講談社

『ハレ婚。』のNONが新たに挑むのは、ポールダンス漫画! 男運の悪い母に連れられて、熱海へと引っ越してきた女子中学生の“ややの”。母の就職先である老舗のホテルは、その昔に母がポールダンサーとして輝いていた場所だった。当時の面影がない体型であっても、改めてダンサーとして認められようとして懸命に踊る母の姿に、なぜかドキドキしてしまうややの。それまで特に夢を持たずに生きてきた彼女の中に、何かが生まれた瞬間だった──。一本のポールが少女の運命を変える! アツく華麗なポールダンス物語、開幕!

ハイキュー!! / 古舘春一

集英社

おれは飛べる!! バレーボールに魅せられ、中学最初で最後の公式戦に臨んだ日向翔陽。だが、「コート上の王様」と異名を取る天才選手・影山に惨敗してしまう。リベンジを誓い烏野高校バレー部の門を叩く日向だが!?

レポート

スペシャルゲスト!「半分姉弟」藤見よいこ先生が登場!

漫画「半分姉弟」藤見よいこ先生が登場!

「このマンガがすごい! 2026」オンナ編と、CREA夜ふかしマンガ大賞2025」で1位を獲得!!
いわゆる「ハーフ」と呼ばれる人々の日常と、溢れる感情を鮮やかに描いた群像劇。発表を聞いた時は、賞レースが全てではない前提で、「ハーフ」を題材を扱うにあたって漫画として評価される実績は欲しいと思っていたのでハードルを越えられたかなという気持ちに!
今作は、さまざまなルーツを持つ人々の葛藤を描いた連作短編。見た目ではわからないルーツのある方など、1人の話には出来ないテーマだと思い、様々な人々を描く作品に。ハーフ芸人が自分の背景をネタにしていても葛藤があったり、捉え方が様々にあるというお話も。藤見先生自身が、ペイン人のお父様と日本人のお母様のルーツを持たれており、「ハーフ」という言葉は当事者の中でも捉え方は様々。HAFUという和製英語というあえて名乗ろうという考え方の方も。
タイトルは「どういうことなんだろう?」と、一度立ち止まって一度考えてほしい、気になるタイトルにしたくて「半分」という象徴的な言葉に。作品作りで特に大切にしていることの中に、マイノリティの話をする時に解説系になりがちなところを、人と人の感情がぶつかってスパークが起きる現象を、漫画として面白いと思って欲しいという思いが・・・!
倉持さんは、第3話の第2話で紗瑛子のルーツを知らずに中国人の悪口を言ってしまった女性・まりなの話。自分にも思い当たる節がある読者も多く、加害者を主人公にした話で自分ごととして共感した感想が寄せられたエピソードに・・・!また、ハーフの会で愚痴をぶちまけあうシーンはスッキリすると狩野さんもお気に入り!先生自身お酒好きで、ご飯も大好き!”漫画のメシの描写は作家の価値観が如実に現れる”と言うほど!
後半は、漫画家になろうと思ったきっかけを伺っていきました。 趣味で描いた漫画をHPに載せていたところ初めの担当さんから声がかかり、気づいたら10年くらい漫画家の道へ!その当時、お父様の国・スペインに住まれておりデザイン家の学校に通いながら日本人向けに日本語で制作。もともと戦国時代のオタクをされていて、大変だった生活のフラストレーションをぶつけるように織田信長の漫画を描かれていたそう!
そこから誕生したのがデビュー作「ふたりじめ 戦国夫婦物語」!織田信長と正室の濃姫の関係が好きで、様々な戦国時代の夫婦を描いた作品。久々に読み返したところ今と同じことを書いているという気づきが。境遇が違う人同士が、分かり合えないということを分かり合った上で一緒にいる関係性が、「半分姉弟」に通ずる部分が!
子供の頃は、「ドラえもん」に出会い擦り切れるくらい読まれていたそう。スペインでも日本の作品が人気だという中で、今後スペイン語版は出したいという希望が!そんな中、夏には英語版が「出版されることに!発表後、アメリカからは人種の議論が強い国ということもあり、日本の100倍くらいの熱量で賛否両論があったそう!
狩野さんからの「ハーフ」で良かったなと思う時についての質問では「この漫画を描けていること!」。作品を描く中で、自分のことについても考えることが増え、自分の体験に向き合うことは悲しくなることもあるけどすごい面白いなと思うということもお話ししていただきました。
多種多様な人々が社会に増えていく現代で、意識が変わっていっているという背景。ぜひ「半分姉弟」から理解を深めるきっかけをキャッチしてみてください!

藤見よいこ先生、ありがとうございました!

番組では、質問や悩み相談など「ふつおた」も募集中です!!
採用された方には3,000円相当の「まんが王国クーポン」をプレゼント!
メッセージは、番組HPからお送りください!

半分姉弟 / 藤見よいこ

リイド社

「ハーフ」と呼ばれる人々の日常と溢れる感情を鮮やかに描いた、わかりあえなさと手を繋ぐ群像劇。「姉ちゃん、俺、改名したけん。」フランス人の父と日本人の母を持つ〈米山和美マンダンダ〉は、弟から突然の告白を受ける。生まれ育ったはずの日本で「異物」と見なされても、笑って流していたけれど…。アイデンティティに揺れるすべての人へおくる、共生を模索する希望の物語。

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