まんが王国 presents 世界はまんがで出来ている! 毎週土曜日 19:00-19:30

子供向けから大人向けまで、「恋愛」「ビジネス」「ホラー」と様々なジャンルで名作が毎年生まれ、今や日本が世界に誇るコンテンツ、マンガ。この番組は、お得感No.1の国内最大級のコミック配信サービス『まんが王国』にある膨大なデータを基に様々なジャンルの作品をピックアップし、スマホ片手にリスナーと一緒にマンガ愛を語り合う、トーク番組です。

レポート

スペシャルゲスト!「スーパースターを唄って。」薄場圭先生が登場!

今回は、「月刊!スピリッツ」で連載中!「スーパースターを唄って。」薄場圭先生が登場!

有名人も大絶賛の作品!25歳の薄場先生にとって、デビュー作!
上京し、美術系の大学に通っていた1年生の頃に漫画家を目指すように。レポートの代わりに漫画を出すという課題があり、その時に描いた漫画を出版社に持っていきなと言われ、持ち込んだことがキッカケに。
「スーパースターを唄って。」は、ラップ、ヒップホップ、ストリートカルチャーを題材にした作品。この設定は、読み切りの時から地元の話を書いていたこと、ヒップホップや音楽が好きということから今回の題材に。
貧困などの問題、描写は、地元の友達がいるところ、幼少期に遊んでいた風景を参考に、音楽の方面は取材をしてストリートを駆け上がるライブシーンなどを描かれているそうです。話の構成では、1巻が出た時点で打ち切りがわからないこと、コンビニなどで売っていないということから、ライブシーンや過去の謎を残したまま2巻へ続く展開に。
アシスタントは「ひらやすみ」の真造圭伍先生の元で経験。編集さんが先生にとってプラスになるところを探して、ベタやトーンはアシスタントさんが、キャラや背景は自分自身で描く方法が同じで合っているということから入ることに。
薄場先生自身は今回の作品を、「正直、暗い漫画だと思っていなかった」「あらすじだけ読むと、辛い思いをしている主人公がラッパーとして成功に向かって走り続ける王道少年漫画」と思っているそうで・・・!漫画現代社会に切り込むといったものではなく主人公たちの生き方、音楽を描きたいところが中心になっているそうです。
漫画の舞台は、先生の出身地でもある大阪。実際ヒップホップカルチャーが根付いている聖地!今はフットスターという地元で活動する人や、宅録をしてインターネットで出す人も多く、成長とともに場所が変わっていくことは決めていないとのこと。
漫画をきっかけにヒップホップを聴き始めた方も多く、どういう国で生まれてどういう人たちの音楽なのかを知っているとより面白い、和訳などを見て聞いて欲しいということから「Life Goes On / 2Pac」をリクエストで紹介いただきました!

薄場圭先生、ありがとうございました!

【 番組からの嬉しい重大発表!!! 】

年末の放送で狩野さんが、"ミステリー作品を書いてみたい"と語った一言。
なんと!『まんがプロジェクト』が始動!!
「まんが王国」の永井さんがスタジオにお越しくださり、「狩野さんの漫画を作るお手伝いをさせていただけないでしょうか?」と提案のお話が!
大人たちが本気で動き出し、狩野さんの夢が叶う展開に・・・!?
さらに、倉持さんはキャラクターデザインを担当することも決定!
『 狩野&倉持×まんが王国 まんがプロジェクト 』これからの展開に乞うご期待ください!!

コーナーへのメッセージは、番組HPからお送りください!

スーパースターを唄って。 / 薄場圭

小学館

豪華著名人絶賛。貧困と友情の人間叙情詩。 主人公・大路雪人。17歳、売人。「やらんかなぁ俺は、ラップ。」「歌いたいことなんか、ないもん。・・・・・・伝えたいことも・・・」幼い頃に、覚醒剤中毒の母親と最愛の姉を亡くし、天涯孤独となった彼だが、唯一信じてくれる親友がいて・・・・・・職場の上司に殴られ、流血しながら売人を続けてゆく中で、彼の心に宿るものとは? 千原ジュニア氏、真造圭伍氏、藤井健太郎氏、渡辺志保氏、の錚々たるメンバーが大絶賛の超話題作!!!! 音楽に救いを求める人々を描く、極限の人間ドラマ。

レポート

スペシャルゲスト!『夢なし先生の進路指導』笠原真樹先生が登場!

今回は、「ビッグコミックスピリッツ」で連載中!「夢なし先生の進路指導」笠原真樹先生が登場!

昨年末、倉持さんが2023年ハマった漫画として紹介した作品!
まずは、『週刊ヤングジャンプ』で連載、映画化もされた漫画デビュー作「群青戦記 グンジョーセンキ」について伺いました。
24歳まで会社員をされていた先生。たまたま会社の同僚が担当していたお客さんが井上雄彦先生だったことから、サインをいただき、「漫画家っていいな」と思い目指すことに!仕事をしながら投稿を続けて30歳になるときにデビュー。

そして、現在連載中の『夢なし先生の進路指導』について伺って行きました。
作品の設定は、自分自身が漫画家を目指している中で苦しいところがあり、夢を肯定する人が多い世の中ということもあり、自分くらいは夢を否定的に言ってももいいのではと思ったことがキッカケに。
「夢なし先生」と呼ばれている、元キャリアコンサルタントの高校教師・高梨先生。ピアニストを目指していた過去や、なぜ夢を否定するのかなど謎が多く続き書きになる展開!
最初のテーマを「声優」にした理由は、休業の発表が多く、何か構造的な負荷がかかっているのでは?と思ったことから。取材を進めていくうちに、1話目に相応しいテーマだと担当さんと話し合い決定。2話目以降は、電車運転士、メンズアイドルなど、1話完結の短編の中でさまざまなキャラが出てくることで繋がっている構造に!
週刊連載の中で、1つのテーマごとに休載して取材期間を挟んで、可能な限り取材を行なわれており、職業の解像度が高い作品となっています。
狩野さん、倉持さん、笠原先生、それぞれの職業を目指す生徒が出てきたらどうするか?についてトーク!芸人は秒で辞めろと伝える、グラビアアイドルは生半可な気持ちでは!と思いつつやってて良かった職業に、漫画家は作品と同じく現実的なデータを突きつけた上で問う、などそれぞれの意見が出てきました。

笠原先生が手掛けられている「夢なし先生の進路指導」「群青戦記 グンジョーセンキ」「リビドーズ」は、全くジャンルが違う作品!
アイデアが湧いてくるポイントについて、「群青戦記」は当時、連載が決まらない時期にロンドンオリンピックを深夜観ている時に、昔の戦が派生して競技になっているのでは?と思い、アスリートが戦国時代に行ったら歴史はどう変わるのか、先生自身がスポーツ競合校にいた経験から高校の設定に。
「夢なし先生の進路指導」は、どん底にいた時に夢に対して描がける作品をという思いと、不可思議/wonderboy「Pellicule」を聴いている時にアイデアが浮かんだそう。
次の3巻には「夢がない生徒」の話を収録予定だそうで、狩野さんも夢なし先生がどんな言葉をかけるのかが気になるテーマとなっています!

笠原真樹先生、ありがとうございました!

「1巻感想文」

今回、「その着せ替え人形は恋をする」を取り上げました。

感想文、メッセージが採用された方には、3,000円相当の「まんが王国クーポン」をプレゼント!

次回は、課題漫画「かげきしょうじょ」を紹介します!

コーナーへのメッセージは、番組HPからお送りください!

夢なし先生の進路指導 / 笠原真樹

小学館

夢のどん底から生徒を救う革新の教師物語! 元キャリアコンサルタントの高校教師・高梨(たかなし)は、生徒から「夢なし先生」と呼ばれている。彼は進路指導時、生徒の「夢」に対し現実的なデータや世の中の実情を突きつけ、否定し、覚悟を問う。それでも夢を追い、のちに夢破れ、どん底の中でも諦めきれない生徒がいれば、卒業後でも手を差し伸べ、「諦めるための授業」を行うのだった。 『群青戦記』『リビドーズ』の作者が放つ、新時代の教師物語!

レポート

スペシャルゲスト!「山田君のざわめく時間」中丸雄一先生が登場!

今回は、「山田君のざわめく時間」中丸雄一先生が登場!

KAT-TUNの中丸雄一さんが漫画家デビュー!先生として、番組にお越しいただきました!
狩野さんは、KAT-TUNデビュー当時からの知り合いということもあり、「中丸先生」呼びが慣れない紹介に!? 中丸さん自身も「先生が付く定義ってなんなんですか?」となんとも言えない気持ちになっているんだとか…!
そして今回、まさかの漫画家デビュー!事務所に入る前の中学生の頃から、大人気のジャンプなどに影響されて「漫画家って楽しそうだな」と思い、漫画家のグッズ本を買うなど、人よりも本気度が高めに漫画家になりたかったそう! 何か身につけないと心配という気持ちから、影の努力で漫画やボイパなど身につけているのかもというお話も。
デビュー作「山田君のざわめく時間」連載について伺いました。
大人になり、10年前からタブレットで空き時間に書き溜めていて「いつか出したい!」と手探りで思っていたところ、東村アキコ先生に相談した際に、助言をもらい現場を見学させてもらったことも。
世に出ていない前作を作品を見せた時には「主人公は目が大事」「人気になるものは丸みがある」とのアドバイスをいただいたんだそう。
そして、先月番組にお越しくださった、東村アキコ先生の担当編集でもある助宗さんに、数々の作品をメールで送り本気度をアピール! メインの仕事をしながら、締切までのスケジュールを確実に取れないということもあるので、編集長と相談してストックし、かなり前もって完成させて雑誌「アフタヌーン」で短期連載スタート!
「マッサージ店での店員さんとの距離」、「名前が思い出せない時の対処法」などあるあるネタを、中丸さんの経験を8割くらい盛り込んだ作品に! 基本的には山田の頭の中でぐるぐる展開するページが多く、動きも少ないため淡々とならないように変にトライする、間抜けだけど切り口わ変える、様々なアングルで描くなど工夫されているそうです!
作品として一本完成させられるという点では、東村アキコ先生から頂いたすごく残っている言葉を紹介いただきました。「4コマ漫画、明日までに10話分完成させてみ、できるやつはできる」と言われ、ふるいにかけられるという意味で受け取り、描いて持っていき見てもらったというエピソードが!
今後、「山田君のざわめく時間」のシリーズは2冊目、3冊目を目指したい、アイデアや画力が上がり幅広く描ける自信がついた時には別のシリーズも描きたいという目標も! 「山田君」シリーズの前に100ページほど描いた長編のSF作品があり、描いていくうちに要素や伏線など盛り込むほど回収できないという事態に・・・?!
今後の中丸先生の作品もお楽しみに!


中丸雄一先生、ありがとうございました!

各コーナーへのメッセージは、番組HPからお送りください!

山田君のざわめく時間 / 中丸雄一

講談社

「エレベーターでの正しい立ち位置は?」「友達の興味のない話を傷つけずに切り上げるには?」「マッサージ店で凝っている場所をうまく伝えられない…!」毎日の中で起こる様々なことがとにかく気になってしまう青年・山田雄一(やまだおいち)。彼の心の中は、気遣い、疑問、シミュレーションにあふれてざわざわと大忙し。日常の中に潜む『ざわめく』瞬間を切り取る、味わい系日常ショートストーリー。アフタヌーン連載時の掲載話に加え、単行本でしか読めない80ページ超の書きおろしつき。さらに【電子限定特装版】では漫画家になることを夢見ながら一人コツコツと書き溜めていたデビュー前の習作ネーム「かぐや」の冒頭19Pを特別収録。

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「まんが王国」とは?

スマートフォンやタブレットで手軽に漫画を楽しむことができるコミック配信サービス。2006年のサービス開始以来、コミック単行本換算で累計12億冊ダウンロードを超えるまでに拡大を続けている。人気タイトルから往年の名作まで充実したラインナップで、毎日最大50%還元されるお得なポイントプログラムや、ポイント増量、日替わり1巻無料などのキャンペーンも定期的に実施中。また、通常サンプル以上のページ数が無料で読める「じっくり試し読み」を常時3,000タイトル以上取り揃える等、最大限漫画を楽しめるサービスを提供している。